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今春サービス開始予定の「タスキFunds」は不動産投資型クラウドファンディングサービスなの?

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東京都港区の不動産会社「株式会社タスキ」が今春、不動産投資型クラウドファンディング(以下「不動産型CF」)の「タスキFunds(ファンズ)」を開始するそうです。

まだ詳細内容が未発表のため違うかもしれませんが、不動産型CFというよりは不動産小口化商品を扱うような・・・。

些細な違いかもしれませんが少し気になったため、本記事では次のような内容をご紹介します。

  • 「株式会社タスキ」はどんな会社なのか?
  • 不動産型CFと不動産小口化商品の違いとは?

もしこちらの内容にご興味あれば、そんなに長くは無いのでお付き合い下さい。

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「株式会社タスキ」はどんな会社?

株式会社タスキは2013年8月12日に東証一部上場の株式会社新日本建物の不動産仲介・流通を行うためのグループ会社として誕生しています。

ただ現在は独立し、東京23区内を中心に賃貸マンションの開発、認可保育園やホテル事業などを行っているようです。

2020年2月現在の会社概要
会社名 株式会社タスキ
上場市場 未上場
設立日 2013年8月12日
資本金 14.5億円(資本準備金を含む)
従業員数 不明
平均年齢 不明
平均給与 400~720万円?

事業の内容について

現在の事業の柱は2本あるようです。

1.タスキ DayPay

こちらは一定の手数料を取って給与前払いを行うサービスで、利用企業が社員の福利厚生の一環として導入する形となります。

たしか給与前払いサービスは貸金業法に抵触する疑いもありましたが、長らく状況が変わっていないため問題はクリアされたのかもしれませんね。

ちなみにフリーアナウンサーの高橋真麻さんがイメージキャラクターを務めています。

2.タスキLive Mana

こちらが本業の不動産事業のようです。

説明文をそのまま引用します。

近年、企業の福利厚生の充実を目的とした社宅制度の導入が注目されています。

私たちは、そうしたニーズに応えるため、企業が保有する不動産の活用やアパートやマンションを創出し、企業に提案をおこなっています。

そのマネジメントノウハウをその時々の我が国の課題に応用し都市型ホテル、リゾートホテル、認可保育園への取り組みに発展させ、さまざまな形で表現されています。

今後私たちの挑戦は、IT、テクノロジーを用いた国際的人材向けサービスに広がっていきます。

少し分かりにくい文章ですが、臨機応変に不動産関連の業務を何でもやりますよ、ということでしょうか。

業績の状況について

未上場会社ですがウェブサイト上に決算公示資料が掲載されていましたので、一部抜粋してご紹介します。

第7期 2019年9月期 決算公告より
純利益 約2億2,181万円
利益剰余金 約3憶円
総資産 約7億円

タスキFundsのサービス内容について

タスキFundsのサービス内容はまだ詳細には公開されておらず、現在判明しているのは次の2点です。

  • 最低申込金額は10万円
  • 「タスキLive Mana(リブマナ)」の派生サービス

不動産型CFと不動産小口化商品の違いとは?

冒頭の通り、私がこのサービスが不動産型CFではなく不動産小口化商品ではないかと思い始めたのは次の紹介文を読んだためです。

「タスキFunds」は、1口10万円からはじめられる少額不動産投資サービスです。当社の不動産開発事業「タスキLive Mana(リブマナ)」が培った豊富な知識とノウハウをもとに、不動産専門家がお客様の不動産投資を支援します。また、オンライン上で契約書や財産管理報告書などの交付手続きができるワンストップサービスのため、煩雑な手間がありません。

私の考える不動産型CFと不動産小口化商品(インターネット募集)の違いは次のイメージです。

不動産型CF 小口化商品
不特法許可
電子取引業務
契約形態 匿名組合 任意組合
所有権 なし あり
元本変動 なし あり
課税分類 雑所得 不動産所得

匿名組合の場合は不動産に対して間接的に投資するイメージとなるため、不動産専門家の支援なんて不要ですしね。

ただ、この定義は私が勝手に決めた物です。

このため不動産小口化商品も不動産型CFの一種と言われれば特に反論するつもりもありません。

他にもTREC FUNDINGで提供予定のエクイティ型商品なんかも悩みます。

このため、今後このサイトで「タスキFunds」を取り扱うかは少し考えてみたいと思います。

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