こんにちは!管理人まさおです。
今回、W社の子会社化を発表したのは東証スタンダード市場上場の株式会社REVOLUTION(8894、以下R社)です。
またW社は傘下に超高利回りが人気の不動産型CFの「ヤマワケエステート」を運営するヤマワケエステート株式会社も抱えています。
このため両サービスの信頼性は子会社化前に比べるとやや上昇したのでは、と感じる方も多いかもしれませんね。
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WeCapital社子会社化の理由について
R社による今回の子会社化に関する捕捉説明資料(PDF)によるとその理由は「双方の不足部分を補完することによるシナジーの創出」とのこと。
具体的にはR社はW社に「不動産物件の担保力査定」「新規案件の拠出」、W社はR社に「不動産購入費用の調達」などを期待しているようですね。
逆に考えると現時点ではW社に「不動産物件の担保力査定」能力が不足しているとも読めてしまいますが…。
また「新規案件の拠出」の方は主に不動産物件のヤマワケエステートへの提供ではないかと思いますが、こちらはちょっと気になりますね。
何故ならヤマワケエステートとR社とでは恐らく不動産の仕入れルートが異なり、高収益物件以外の物件も増えるのでは、と考えられるためです。
あくまでも仮定の話ですが、将来的にはヤマワケエステートでも10%未満のファンド募集が増える可能性もありそうですね。
REVOLUTION社の財務状況について
今回W社を子会社化したR社ですがその財務状況は決して良くは無いようです。
と言うのは今回のお知らせ(PDF)の冒頭「1.本株式交付の目的」に次のような内容が記載されているんですね。
当社は、2022年10月期営業損失69,417千円を計上し、2023年10月期(前連結会計年度)においても営業損失415,142千円を計上
このため今回のW社の子会社化にはR社の経営立て直しの目的という側面もあるようです。
またR社の株価は10年チャートで確認出来る範囲で最高値95円、そして本日現在は34円と超低空飛行を続けているようです。
このためヤマワケとヤマワケエステートは上場企業グループにはなりますが、この状況も理解した上で投資判断などを行うようにしたいですね。
子会社組み入れ日についての補足
なおW社がR社の子会社となるのは正確には「株式交付の予定日(効力発生日)」の2024年10月11日となるようです。
先走ってヤマワケとヤマワケエステートのページではすでにR社の子会社として記載していますが、正確にはまだ違いますのでご了承下さい。