こんにちは!管理人まさおです。
同社は2012年3月に設立、2017年9月に東証マザーズ上場、そして今回、東証1部への市場変更となりました。
また4月4日からの東証新市場区分では最上位のプライム市場を選択、東京証券取引所への申請を決議しています。
このため本記事ではロード社の躍進をお祝いし、OwnersBookのファンドを様々な切り口で分析してご紹介したいと思います。
貸付型ファンドの統計情報
まずはOwnersBookで募集される2タイプのファンドのうち、ベーシックな貸付型ファンドの分析データをご紹介します。
ファンド状態毎の件数
まずは「償還済」「運用中」などのファンド状態毎の件数のご紹介。
ステータス | 件数 |
---|---|
運用中 | 24件 |
正常償還 | 197件 |
元本割れ | 0件 |
不成立 | 1件 |
合計 | 222件 |
不成立が1件ありますが、こちらは貸付先都合による契約解除が原因でした。
ファンド状態毎の金額
ステータス | 件数 |
---|---|
運用中 | 50億7,000万円 |
償還済 | 225億3,605万円 |
元本割れ | 0円 |
合計 | 276億0,605万円 |
OwnersBookでは過去に一度も元本割れが無いため非常に綺麗な状態ですね。
なお運用中のうち1件だけ元の予定より貸付期間が延長されていますが、今のところは元本割れなどにはなっていません。
予定利回りと確定利回り
OwnersBookでは募集時の予定利回りと償還時の確定利回りとに差があるため、両利回りの平均を出してみました。
- 予定利回り:約4.68%
- 確定利回り:約5.44%
※予定利回りは全成立ファンド、確定利回りは償還済ファンドの平均値です。
ご覧の通り、OwnersBookの利回りは0.76ポイント程の上振れが期待できることが分かります。
また同時に確定利回りが予定利回りを下回ったこともないため、その点についてはご安心下さい。
毎年の募集金額の推移
最後に、OwnersBookでの毎年の募集金額の推移をご紹介しておきます。
年 | 募集総額 |
---|---|
2014年 | 3,300万円 |
2015年 | 2億8,350万円 |
2016年 | 7億9,500万円 |
2017年 | 28億1,150万円 |
2018年 | 58億8,880万円 |
2019年 | 54億6,325万円 |
2020年 | 56億0,900万円 |
2021年 | 63億0,400万円 |
2022年 | 4億1,800万円 |
2018年以降は安定して50億円の募集があり、今年も多くのファンド募集が期待出来そうですね。
また貸付型に関する分析データは以上となります。
エクイティ型ファンドの統計情報
OwnersBookのエクイティ型ファンドはまだ募集が下記の2回しかなく、償還もないため統計情報という程の情報はありません。
- 秋葉原オフィスビル
- US非上場eREIT第1号ファンド
ただ1つ目の「秋葉原オフィスビル」ファンドはすでに償還が見えている状態で、想定利回り7%を大きく上回る見込みです。
僕も50万円の投資を行っているため最終償還を非常に期待して待っているところです。
また実はロードスターキャピタル社はエクイティ型をやっていきたいという強い想いを持っているようです。
ただしエクイティ型は貸付型に比べると関わる会社が増えたりすることで案件として成立させるまでが中々大変とも聞きます。
ただ今回のロード社の市場変更により資金調達基盤の安定化、社会的信頼の向上などにより案件成立に期待が出来そうですね。
安定の貸付型、高利回り期待のエクイティ型とOwnersBookとロード社の今後の益々の発展を楽しみにしています。