こんにちは!管理人まさおです。

まず1サービス目はHash DasH株式会社が運営する「Hash Dash(ハッシュダッシュ)」。
同サービスは2023年6月12日に18億円規模の1号ファンド「渋⾕神宮前イノベーションオフィス」の募集を開始し同年7月31日に完売しています。

ただしその後、2号ファンド以降の募集が全く無くどうなるか注視されていましたが…
今年12月25日に「OwnersBook(オーナーズブック)」を運営するロードスターキャピタル社が全株式を取得し完全子会社化したとのことです!
参考 Hash DasH Holdings株式会社の株式取得に関するお知らせ【ロードスターキャピタル】
みなさんご存じかと思いますがロードスター社は東証プライム市場に上場(3482)している企業です。
同社は貸付型CFの「OwnersBook(オーナーズブック)」以外に自社で販売用不動産の取得・売却なども手掛けています。
つまり今後、「Hash Dash(ハッシュダッシュ)」でロードスター社が仕入れてきた物件のファンド組成が行われていくことになるのでしょうね。

このためまずは同サービスの2号ファンド目以降の組成に期待しておきたいと思います。
2サービス目は「renga(レンガ)」
14億円規模の1号ファンド「レジデンス(北品川)」を完売させたばかりの「renga」からは12月26日に第三者割当増資のお知らせがありました。
資金調達元は次の3社および関連する有限責任組合とのことです。
- 日本郵政キャピタル株式会社及び日本郵政株式会社が出資する日本郵政キャピタル1号投資事業有限責任組合
- 農林中金キャピタル株式会社及び農林中央金庫が出資する農林中金キャピタル戦略協創1号投資事業有限責任組合
- 株式会社ホリプロ・グループ・ホールディングス

日本郵政や農林中金といった半公的な企業からの出資という点は1つポイントでしょうか。
またホリプロも出資していることから、もしかするとrengaでは今後、音楽著作物など芸能に関わるSTファンドの組成も考えられそうですね。
何れにしても今回、12月25日、26日と立て続けに両社に関する発表があったことで、2026年は不動産ST業界から目が離せなくなりそうですね。

僕自身も今後も両サービスや、「ALTERNA(オルタナ)」などについて色々とチェックしていくつもりです。

