東証プライム市場基準適合企業Grの新サービス(記事)

SBISLの問題ファンドは何故この金額で返金されるのか?

こんにちは!管理人まさおです。

まさお
まさお

SBIソーシャルレンディングの問題ファンドで正式に「未償還元本相当額の償還に係る手続を実施」の発表がありましたね!

僕も4ファンド合計で80万円分が対象となっており心配していましたが、これでようやく一安心できます。

SBISL問題ファンドの同意画面

また今回の件でSBIグループは150億円の特別損失を計上しています。

恐らくこの金額が問題ファンドに捕まった全投資家の全元本相当額なんでしょうね。

まさお
まさお

この金額を自腹で投資家に返金する対応は、流石ネット金融大手SBIグループだけありますね。

と言いたいところですが、SBIグループは直近の2021年3月期に810億円の過去最高益を叩き出しています。

この利益が無かったらSBIグループと言えども同じ対応をしていたか分かりませんね。

スポンサーリンク

今回の問題での返金額は?

今回の対応で実際に返金される金額は同意書に記載されています。

同意書の償還額の記載

このうち「③利益分配済額(税引後)」は各ファンドの分配額から源泉徴収分(20%)を除いた金額のことですね。

つまり投資家が実際にSBISLから既に受け取った金額分を差し引いた残りの全額が償還されることになります。

あれ?ということは確定申告で所得税が20%を上回って支払っていた場合は?

その場合は少なくともSBISLから追加で支払われる形とはなりません。

何故なら支払い済の所得税額分はSBISLではなく税務署が受け取っているためです。

つまり差額を取り戻すためには確定申告の修正申告を行う必要があります。

スポンサーリンク

何故この金額で返済されるのか?

※ここからは管理人がSBISLの対応を受けて独自に解釈した内容を含みます。

そもそも「③利益分配済額(税引後)」を差し引かずに元本を全額返せば良いじゃん。

お気持ちは良く分かります。

ただその利益はファンドが実際に成立し、貸付先がプロジェクトを実行してそこから得られていたはずの利益です。

このため「利益部分を利益として受け取る=ファンドが成立していたことを認める」形になってしまいかねません。

これに対して今回のSBISLの対応は「自らの管理体制に問題があった=そもそもファンドの成立要件を満たせていなかった」として一度ゼロ地点に戻す形と理解しました。

つまり受取済の利益額はそのファンド不成立の返金資金の一部なので不足部分をこれからお返ししますよ、という形ですね。

すでに貰った利益が利益で無くなってしまうので納得行かない方も多いと思いますが、その場合は同意書に同意せずSBISLと争う流れになります。

タイトルとURLをコピーしました