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【2/10募集】「SBISLメガソーラーブリッジローンファンド26号」は残念ながら利回り微減も投資判断は?

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SBIソーシャルレンディング2020年2月10日(月)10時から「SBISLメガソーラーブリッジローンファンド26号」の募集が予定されています。

ただ残念なことに前回までに比べて利回りが1ポイント減少しており、本記事ではその理由の推察や管理人の投資判断について軽くご紹介します。

ファンドの基本的な情報

タイプ ソーシャルレンディング
募集金額 2億5,100万円
必要金額 5万円~
想定利回り 6.00%(年利・税引前)
運用期間 約10ヶ月
申込方式 先着式

過去5回の案件との比較

SBISLメガソーラーブリッジローンファンドの過去5回の利回りは7.0%でしたが、今回は6.0%となりました。

このためその理由を探ろうと、各号の募集額、運用期間、手数料などを比較してみたのですが数字上からは理由を見つけられませんでした。

募集額 運用期間 管理手数料
26 約2.5億円 約10ヶ月 1.5%
25 約9.1億円 約12ヶ月 1.5%
24 約8.6億円 約12ヶ月 1.5%
23 約6.0億円 約18ヶ月 2.0%
22 約6.0億円 約18ヶ月 1.5%
21 約1.0億円 約9ヶ月 1.5%

しかしSBIソーシャルレンディングの管理手数料が増えている訳でも無いため、数字以外の部分、例えば次のような理由ではないかと推測しています。

  • 投資先の実績が積み上がったことで、交渉などにより貸付金利が下げられた。
  • 7.0%でも投資応募が殺到するため、利回りを下げても完売可能と判断された。

ファンド内容の詳細

担保価値は相変わらず未算定

今回の担保は事業用地(福島県田村郡の山林、17,317㎡)の地上権に対する抵当権設定(第一順位)ですが、その価値について次の通り説明されています。

地上権単独での換価処分は困難であるため、担保価値の算定は行っておりません。

では何を根拠に2億5,100万円もの金額を貸し付けようとしているかと言うと、収益還元法により算定された価格が元とされています。

収益還元法とは、対象資産が産み出すことが想定される純利益を元にその価値を算定する方法のことです。

今回の場合、太陽光発電事業実施期間中の見積純収益の合計額を約3億7,700万円とし、そこから元に収益価格は2億5,200万円と算定されています。

ちなみに17,317㎡の広さは東京ドーム1/3強ですが、太陽光発電くらいにしか用途が無い土地の可能性がありそうです(多少価値はあっても売却に時間が掛かる)。

借手の資金使途と返済原資をチェック

資金使途 借手が行う太陽光発電事業のプロジェクト資金の一部(売電権利及び事業用地使用権の取得費、建設費その他諸経費等)
返済原資 太陽光発電事業に係る権利等を第三者に売却した売却代金等
※売電開始後の権利売却代金

つまりこれから太陽光発電施設を建設し、売電を開始してから第三者に転売する計画ですね。

第三者が見付からない場合はどうなるのかという心配もありますが、運用期間が10ヶ月と短いことから、ある程度相手の目星は付いている可能性はありそうです。

借手の正体は?

今回の借手はSPC(特定目的会社)ですが、同ファンド23号の投資家限定情報に記載された同系統名称のSPCの住所から本体の会社は推察可能です。

用語 SPC(特定目的会社)

当サイトで3年近く前にも同じ会社を見つけていますので、もし興味がありましたら記事を探してみて下さい(直接リンクは控えます)。

※貸金業法により投資家が貸付先に直接接触すると処罰の対象となるため接触しないで下さい。

また上記はあくまで推察方法のご紹介ですが、貸付先が分かれば投資判断に使える情報が増え、お役に立てるかなと考えています。

管理人の所感

利回り減は残念ですが、運用期間が短いため投資申込を検討しています。

ただ太陽光発電事業は将来的な見通しが良いとは耳にしませんので、既に他の同系ファンドに投資済の方は分散投資の観点から多額の投資は控えることをお勧めします。

とは言えSBIソーシャルレンディングの募集ファンドのため、即時完売により申込めない可能性も高そうです。

管理人の応募状況

やはりSBIソーシャルレンディングは相変わらずの人気で今回のファンドも募集開始から1~2分での完売でしたが、管理人は無事に申込に成功しました。

ただ前回、入金忘れをしてしまったので今回は忘れないようにしないと・・・。

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