本記事ではRimpleが募集するファンド「Rimple’s Selection」シリーズについて徹底分析しています。

Rimple(リンプル)は東証1部上場のプロパティエージェントが運営し、劣後出資比率も30%と高く大変人気のあるサービスです。
本シリーズは主に次のような理由から毎回、募集額以上の応募が集まる人気となっています。
- 東証1部上場企業が運営するサービスであること
- 劣後出資割合が30%と高い割合であること
- 予定分配率(利回り)が4.0%以上と高いこと
- 全抽選方式のため初心者でも当選の可能性があること
本記事ではこれらの点の詳細や、その他各種データからファンドシリーズの分析を行っています。
こういった情報が、今後Rimpleをご利用される際の何かご参考にならばと思います。
なお本記事は2020年12月25日(金)18時募集開始予定の10号ファンドまでの情報を分析しています。
「Rimple’s Selection」シリーズの概要
本シリーズでは主にRimple運営会社のプロパティエージェント(PA社)開発の投資用マンション「クレイシア」シリーズへの投資が募集されます。
またこの時、投資家と同時にPA社が一緒に30%分を投資家よりも不利な立場で出資(劣後出資)を行います。

Rimple’s Selectionのスキーム

劣後出資の割合は高いほど投資家のリスクが軽減されますが、他サービスに比べRimpleの30%は高めの設定となっています。
ちなみに投資家の利回りや元本償還は、出資不動産の賃料や売買益から支払われる形となります。
このため劣後出資があってもその不動産が火災や天災に見舞われた場合などは、元本割れする可能性もあります。
「Rimple’s Selection」シリーズのデータ
本シリーズの傾向の理解のため、次のデータを分析しています。
- 予定分配率の傾向
- 募集額と倍率の傾向
- 各ファンドの運用状況
予定分配率の傾向
本シリーズの予定分配率は1号ファンド以外は4.0~5.0%の間で推移しています。

本シリーズの予定分配率の傾向
予定分配率は徐々に下がっていますが、まだ何とか4.0%を保っている状況ですね。
今後は3%台になる可能性もあるため、今のうちに投資出来ている方はラッキーだと思います。
募集額と倍率の傾向
本シリーズの募集金額と抽選倍率の傾向をご紹介します。

本シリーズの募集額と倍率の傾向
1号は予定分配率が高く極端に高くなっていますが、それを除くと4~5倍前後といったところでしょうか。
なお8号は募集金額が多かったことから低倍率となっていますが、管理人は落選しています(悔しい)。
各ファンドの運用状況
本ファンドシリーズは 1~3号まで償還済の状況です。
号 | 優先出資額 | 運用終了金額 | 運用中金額 |
---|---|---|---|
終了 | 1.5億円 | 1.5億円 | 0円 |
4 | 3,381万円 | 0円 | 3,381万円 |
5 | 6,160万円 | 0円 | 6,160万円 |
6 | 4,343万円 | 0円 | 4,343万円 |
7 | 8,085万円 | 0円 | 8,085万円 |
8 | 約1.5億円 | 0円 | 約1.5億円 |
9 | 4,767万円 | 0円 | 4,767万円 |
この通り今までに合計約5.7億円の優先出資のうち約1.5億円、つまり約26.7%の運用が終了している状況です。
また現時点での元本割れは1件も無いため、安定した実績を築いていっています。
10号ファンドの情報について
最新ファンドの情報についてはこちらをご確認下さい。

またRimpleのサービスについてはこちらで詳細にご紹介しています。

ご興味がありましたら、是非ご利用下さい。