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大和証券グループ運営「Funvest(ファンベスト)」のメリットとデメリットについて徹底解説します!
こんにちは!管理人まさおです。
まさお
大手証券の一角、大和証券グループが運営し、国内外の企業に貸付けて利息を狙えるサービスにご興味ありませんか?
そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
大和証券グループ運営のFunvestは、投資金額10万円から投資が可能な貸付型クラウドファンディング(以下「貸付型CF」)サービスです。
Funvestはまず運営会社に安心感があり、その貸付先も同グループの知見を元に厳選された国内外の投資案件となるため安心感があります。
このためFunvestはまだ比較的新しい貸付型CFサービスにも関わらず、全ファンドほぼ100%の応募で完売する人気を誇っています。
まさお
ただし当サイトでは人気があるからと言って、デメリット面を確認せずに投資することは推奨していません。
そこで本記事ではFunvestのサービス内容について、デメリットなども含めて徹底的に解説したいと思います。
Funvestのサービス基本情報
まず最初にFunvestの運営会社や振込先銀行など、サービス利用開始後にも役に立ちそうな情報を整理してご紹介しておきます。
運営会社 | Fintertech株式会社 |
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本社所在地 | 東京都千代田区一番町 |
上場区分 | 未上場(東証プライム上場「大和証券グループ」) |
設立日 | 2018年4月2日(6年超) |
代表者 | 代表取締役 武田 誠 |
サービス開始 | 2021年11月24日(2年超) |
ユーザー数 | 未公開 |
最低投資金額 | 10万円〜 |
デポジット口座 | なし |
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振込先銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
入金方式 | 後入金方式 |
振込手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 0円 |
運用手数料 | 0円 |
中途換金 | 不可 |
法人登録 | 可(2023年3月6日から) |
Funvestの募集ファンドについて
次にFunvestの最新の募集ファンドのデータを集計してご紹介しておきます。
募集総額 | 72億190万円 |
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想定年利 | 2.25%~4.50% 平均約3.08% |
運用期間 | 3ヶ月~16ヶ月(1年4ヵ月) |
募集実績 | 114件 |
運用終了 | 72件 (元本割れ0件) |
※毎日夜間更新。正確な情報は公式サイトでご確認下さい。
※当該実績は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
Funvestの提供するサービスについて
Funvestは金融商品取引法に基づき、Fintertech株式会社が金融庁から許可を得て運営している貸付型CFのサービスです。
サービスを利用する投資家は、Funvestによりファンド化された企業への貸付ファンドに最低10万円から投資を行うことが可能です。
またFunvestの貸付先は国内の企業やモンゴル大手銀行などが厳選されており、貸付型CFの中でも中リスク・中リターンの投資と言えそうです。
まさお
もちろん定期預金などに比べて高利回りになるため、その分のリスクはありますけどね。
Funvestでの投資の主なメリット
ここからはFunvestの主なメリット面について少し掘り下げてご紹介しておきたいと思います。
大和証券グループによる運営
Funvestは大和証券グループのFintertech株式会社により運営されていますが、正確には株式会社クレディセゾンも20%の株を保有しています。
このため案件発掘・ファンド運営は大和証券グループ、クレディセゾンの両グループの金融・不動産のプロが担当し、厳選されています。
これにより投資家は少なくとも運営会社の破綻についてほぼ不安なく投資が出来るのは、Funvestで投資する非常に強いメリットになりそうですね。
貸付先の会社名が公開される
貸付型CFサービスの中には貸付先の都合などにより完全匿名だったり、投資家にしか会社名が公開されない場合があります。
その場合、特に前者の場合は貸付先企業の借入れ状況や評判が分かり難くなるため、投資家はリスク判断を行いにくくなります。
対してFunvestでは基本的に全貸付先の会社名が公開されるため、そういった問題を抱えていない(少ない)会社ばかりだと推測されます。
このため投資家側もリスク判断を行いやすくなり、投資もしやすくなるのではないでしょうか。
まさお
なお金融庁が金融商品取引法の改正を目指しており、近い将来に全サービスで改善されるかもしれません。
様々な特典が貰える
Funvestのファンドに投資を行うと、投資額に応じたAmazonギフト券や貸付先に関連した様々なグッズなどが貰えることがあります。
- Amazonギフト券
- 楽天イーグルスグッズ
- モンゴルゆかりの品
- 食を愉しむプレゼント
例えば楽天イーグルスグッズはオフィシャルスポンサー会社、食を愉しむプレゼントは飲食店経営会社の親会社への貸付けファンドで貰えます。
この点は貸付投資のFundsにも似ており、貸付先の事業のことを知りながら投資が出来るので、面白い特徴かもしれませんね。
なおFundsでは優待が付かないファンドもありますが、Funvestでは今のところ(2022年9月現在)全ファンドに特典が付いています。
運用中の資金の上下が無い
Funvestというより貸付型・不動産投資型CFの一般的なメリットですが、運用中の資金は株価のように毎日上下することはありません。
このため仕事中に株価が気になって何度もスマホをチェックしてしまうような方には合っている投資サービスだと思います。
Funvestでの投資の主なデメリット
こちらでは、Funvestの主なデメリット面についてご紹介しておきます。
元本や利回りは保証されない
Funvestに限らず投資一般に言えることですが、元本や利回りは保証されません。
まさお
そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろんFunvestでの貸付先はFunvestが厳選しているため可能性は高くはなさそうですが、不測の事態の際に元本棄損の可能性は残ります。
今のところは実際に元本棄損したファンドはありませんが、将来も発生しない保証はないことを理解して投資を行う必要があります。
利益は総合課税対象の雑所得
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%=20.315%
これに対して不動産型CFや貸付型CF投資で得られた利益は本業との総合課税対象の雑所得になります。
また本業と合計した所得は多くなればなるほど、累進課税により一定額を超えた部分の税率は高くなります。
まさお
例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課され、さらに住民税10%も掛かります。
このため貸付型CFなどの投資は元々の所得が多い方にとっては、やや不利な投資方法と言えるかもしれません。
ただし給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えない場合は、所得税の確定申告は不要です。
Funvestについて小ネタ
Fintertech株式会社について
Funvestの運営会社のFintertech株式会社は貸付型CF事業以外にもFintech分野で様々な新しい事業を執り行っています。
- 暗号資産(仮想通貨)を担保にしたデジタルアセット担保ローン事業
- 投げ銭サービス「KASSAI」
- 不動産投資プライムローン
恐らく大和証券グループ内で、最新の技術や金融商品の開発、運用の期待を担った、ある意味尖った会社なのでしょうか。
このためFunvestでの投資をきっかけにFintertechの新サービスにも注目して追いかけていくと面白い情報に出会えるかもしれませんね。
Funvestで投資を始めるには
Funvestで投資を始めるには、次の3点を用意して新規会員登録ページから申込む必要があります。
- メールアドレス(ログインID、連絡用)
- 本人確認書類
- マイナンバー確認書類
このうちマイナンバー確認書類には次の資料が利用可能です。
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- 住民票の写し(マイナンバー記載あり)
またFunvestではオンライン(LIQUID eKYC)またはハガキ郵送の何れかで本人確認が可能ですが、利用できる書類が異なります。
オンライン | 簡易書留郵送 |
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なお会員登録完了までにオンラインの場合はおよそ2営業日、ハガキ郵送はおよそ5営業日が掛かるため急ぎたい場合はオンラインがお薦めです。
まとめ
Funvestは大和証券グループの知見を元に厳選された貸付先へのファンドに投資が出来る中リスク・中リターンのサービスです。
もちろん投資サービスなので損をする可能性が絶対に無い訳ではありませんが、本記事でFunvestの魅力が伝わってくださればと思います。
またきちんとデメリット面もご理解頂いた上で、他の投資手法、サービスなどとのポートフォリオの1つに加えてみては如何でしょうか。
おまけ「Funvestの今までの主な出来事」
管理人まさおが独断と偏見に基づき、今までのFunvestに関連する主な出来事をまとめています。
- 2018.04.02Fintertech株式会社設立
- 2021.11.24Funvestサービス開始