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【更新休止:2021年4月】不動産型CFの「タスキFunds(ファンズ)」のメリットは?デメリットや評価も合わせて解説

タスキFunds(ファンズ)

※当サイトではアフィリエイト広告を利用する記事を含みます。

タスキFunds(ファンズ)は2020年10月に東証マザーズに上場したばかりの不動産会社「タスキ」が提供する不動産投資型クラウドファンディングサービスです。

タスキFundsは2020年12月の1号ファンド募集以降の動きが無いため、しばらく本ページの更新もお休みします。

タスキFunds(ファンズ)

元々は2020年春ごろにサービス開始予定でしたが恐らくコロナ禍や上場準備の影響で開始が遅れ、10月20日に会員登録の受付を開始、12月に1号ファンドの募集が行われました。

ちなみに管理人は1号ファンドでは抽選に落ちたのですが会員登録までは行っていますので、現在分かっている範囲内で徹底解説します。

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ヒント君
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これから新しい投資先をお探しの方に、ぜひご参考頂ければと思います。

タスキFundsの基本情報

まずはタスキFundsの基本情報をご紹介しておきます。

最新の基本データ
運営会社 株式会社タスキ
サービス開始 2020年10月
ユーザー数 未公開
予定利回り 10%(年利・税引前)
※1号ファンドより
運用期間 6ヶ月 ※1号ファンドより
必要資金 10万円~
募集ペース 確認中
募集方式 抽選方式 ※1号ファンドより
入金方式 後入金方式

タスキFundsでの投資対象

タスキFundsは不動産投資型クラウドファンディングのサービスなので、当然ながら投資対象は不動産となります。

またその中でも次のような不動産が取り扱われる可能性がありそうです。

  • IoTレジデンス(共同住宅)
  • スマートホテル
  • 認可保育園

これらの不動産は運営会社タスキが不動産開発事業「タスキLive Mana(リブマナ)」で企業向けに提案・コンサルティングを行っている商品のためです。

ヒント君
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中でも認可保育園は今まではCREALでしか扱われていなかったので、面白い展開になるかもしれませんね。

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タスキFundsのメリット

次に、タスキFundsで投資を行う際のメリットをご紹介していきます。

このサービスのメリット

現在までに判明しているタスキFundsのメリットは2つ。

  1. 運営会社の安心感
  2. 一定までの下落のカバー

運営会社の安心感

冒頭でご紹介した通り、タスキFundsの運営会社タスキは2020年10月に東証マザーズに上場したばかりです。

企業が株式市場に上場するためには厳格な審査を経る必要がありますので、上場したばかりのタスキFundsには一定の安心感を持てそうですね。

ヒント君
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もちろん未上場でも経営が確かな会社もありますが外部から伺い知ることは難しいため、上場企業の方が安心感がありますね。

一定までの下落のカバー

タスキFundsでは投資家と同じ不動産に運営会社のタスキも一緒に出資します。

また不動産の売却時にその価格が下落していても、一定分まではタスキ側が先にダメージを引き受けてくれる方式が採られています。

ヒント君
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この方式を優先/劣後出資方式と言い、運営会社側の割合(劣後出資割合)が高いほど投資家側の安全性が高くなります。

この方式の良いところは運営会社が利益を出すためにはそもそも投資家に損をさせないようにする必要がある点ですね。

ただ、現時点ではどの程度までの下落をカバーしてくれるかは公開されていません。

他のサービスのように20~30%程度はカバーしてくれると投資応募しやすいですね。

なお主だった他サービスの割合もご紹介しておきます。

各サービスの劣後出資の割合 
30%固定 Rimple(リンプル)Jointo α
20%固定 SYLA FUNDING
10~20% CREAL
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タスキFundsのデメリット

タスキFundsでの投資を検討している方の中にはデメリットやリスクが気になる方も多いと思います。

そこで、タスキFundsのデメリットについてもご説明しておきたいと思います。

このサービスのデメリット

私が考えるタスキFundsのデメリットは今のところ3つあります。

  1. 元本保証がない
  2. 利益は総合課税の対象
  3. 運営会社の倒産リスク

元本保証がない

全ての投資に言えることですが元本保証はありません。

もちろんメリットでご紹介した優先/劣後出資方式により一定の下落まではタスキFunds側がカバーしてくれます。

ただし天災や火災でそれ以上に不動産価値が下落する可能性もあります。

このため元本割れがどうしても怖い方にはタスキFundsはお勧め出来ません。

ヒント君
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なお不動産型CF業界全体で見ても、今のところ元本割れとなったファンドは1件もありません。

利益は総合課税の対象

株式などの利益は分離課税として他の所得と別に一律の税率が課せられます。

これに対してタスキFundsで得た利益は、例えばサラリーマンとして得た所得と合算して総合課税の対象となります。

このため元の稼ぎが大きい方は節税策の検討も必要になるかもしれません。

所得税の早見表
課税所得 税率 控除額
~195万円 5% 0円
~330万円 10% 97,500円
~695万円 20% 427,500円
~900万円 23% 636,000円
~1,800万円 33% 1,536,000円
~4,000万円 40% 2,796,000円
4,000万円~ 45% 4,796,000円
ヒント君
ヒント君

※各金額を超えると所得全体がその率で課税される訳ではなく、超過部分に課される税率です。

運営会社のリスク

運営会社のタスクが倒産した場合、投資中のお金が戻らない可能性もあります。

また全額戻ってくるにしても、非常に時間が掛かることも考えられます。

もちろん東証マザーズに上場したばかりの企業のため、その可能性は決して高くは無いと思います。

ただし可能性はゼロではないため、余裕資金内での投資とすることと、他サービスとの分散投資をお勧めしています。

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タスキFundsのその他の特徴

ここからはメリット・デメリット以外のタスキFundsの特徴をご紹介していきます。

各種手数料について

タスキFundsでの各種手数料は基本無料です。

  • 口座開設利用料 0円
  • ファンド申込手数料 0円
  • ファンド運用手数料 0円
  • 投資家口座への振込手数料 0円

ただし投資家口座から投資資金への振込手数料だけは必要となります。

このためタスキFunds側の振込先銀行と同行か、振込手数料の安いネット銀行の利用をお勧めします。

振込口座 調査中

タスキFundsの総合評価

0.0

タスキFunds(ファンズ)

まだ1ファンドしか募集されていないため評価は付けられませんが、ひとまず特徴を整理します。

  • 東証マザーズ上場企業が運営
  • 優先/劣後出資方式により一定割合までカバーされる
  • 投資対象物件は共同住宅、ホテル、認可保育園辺りが期待される

今後、数件~10数件と募集・償還し始めてから改めて再評価したいと思います。

TASUKI FUNDS

おまけ①運営会社の状況

タスキFundsの運営会社タスキの状況も調査してみました。

株式会社タスキ

タスキは不動産業に分類され不動産業を主として行っていますが、副業?として給与前払いシステムも扱っている企業です。

2021年3月現在の会社概要
代表者 村田 浩司(代表取締役社長)
上場市場 東証マザーズ(2987)
設立日 2013年8月12日
上場日 2020年10月2日
資本金 10億1,506万円
従業員数 22人
平均年齢 41.3歳
平均給与 786万円

2021年度1Qの業績は増収総益

2021年度1Qの業績はDX推進による経営のスリム化・効率化により増収増益を達成しています。

2021年9月期 第1四半期 累計実績
2020年度1Q 2021年度1Q 増減
売上高 1,452 1,878 +425
営業利益 44 198 +153
経常利益 13 168 +155
当期純利益 8 115 +107

※数字の単位は百万円です。

ただIRでは不動産型CFについてさらりと述べられただけに留まっているため、今後の募集がどうなるかは不透明な状況です。

おまけ②会員登録の流れ

ここからは会員登録の流れと、事前に準備が必要となるものについてご紹介します。

会員登録前に必要な物はたった4点

  1. メールアドレス
  2. 銀行口座確認書類
  3. 本人確認書類(2点)

このうち本人確認書類は途中で画像をアップロードする必要があります。

本人確認用に利用できる画像

本人確認には次の「A群から2点」または「A群1点+B群1点」の画像が必要になります。

■A群

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • パスポート
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

■B群

  • 健康保険証
  • 国民年金手帳
  • 母子健康手帳
  • 印鑑登録証明書
  • 戸籍謄本
  • 住民票(マイナンバー省略)
また下記の注意点もご確認下さい。
  • 健康保険証は2020年10月1日施行の健康保険法改正により「記号」「番号」「保険者番号」をマスキングしても本人確認書類に利用できるようになりました。
  • パスポートは顔写真掲載ページと住所掲載ページが必要になります。
  • 明記はありませんが各書類とも裏面もアップロードしておきましょう。
なお画像形式はJPEG、PNG、GIF、PDF形式の何れか、サイズは10MBまでです。

口座開設のおおまかな流れ

  1. 会員登録(メールアドレス登録)
  2. 投資家申請(個人情報などの登録)
  3. 本人確認ハガキの到着&本人確認キー登録

口座開設の流れ

1.会員登録(メールアドレス登録)

トップページの「会員登録」ボタンをクリックして表示されるこの画面では、ご利用のメールアドレスとパスワードの登録と、規約等への同意を行います。

タスキFundsの会員登録画面

会員登録画面

「tasuki-funds.jp」からのメールを受け取れるようにしておく必要があります。
登録したメールアドレス宛に「本登録のお手続きのお知らせ」が届くので、記載されたURLを24時間以内にクリックして次のステップに進んで下さい。

2.投資家申請(個人情報などの登録)

投資家申請は「①本人確認情報入力」「②投資経験情報入力」のたった2ページの情報を入力するだけで完了します。

タスキFundsの投資家申請の流れ

投資家申請の流れ

両画面で入力する情報は主に次のような内容です。

  • 氏名/性別/住所/電話番号
  • 本人確認書類/銀行口座と確認書類
  • 職業/年収/金融資産/投資経験

他のサービスでも大体似たような内容なので、慣れた方には特に苦も無いかと思います。

3.本人確認ハガキの到着&本人確認キー登録

投資家申請後、登録した住所に簡易書留で本人確認ハガキが到着します。

ただし現時点では管理人の元にまだ届いておらず、マイページには次のような警告が表示されています。

タスキFundsの本人確認キー入力前のメッセージ

本人確認キー入力前のメッセージ

TASUKI FUNDS

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