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FANTAS Fundingの新優遇制度に感じた違和感

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こんにちは!管理人まさおです。

まさお
まさお

FANTAS Fundingが新優待制度「スマートトライ方式(スマトラ)」を開始しました。

「優待」という言葉・・・大好きです。

FANTASでは過去にも女性限定優待PJや、医療従事者向けファンド投資家向け優先ファンドなど様々な施策が行われています。

今回の優待制度ももちろん美味しい条件だよね?

う~ん・・・どうでしょう、取り合えず本記事ではその概要と、少し違和感を覚えた点をご紹介したいと思います!

僕のひねた性格で変な想像を膨らませているだけの可能性もあるため、その辺は差引いて読んで頂けますと幸いです。
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スマトラ方式の概要

今回の優遇新設のお知らせと、初適用の第116号の情報から、スマトラ方式の概要が分かります。

  • ファンド償還時に出金される予定の資金で新ファンドに投資が可能
  • 投資が出来るのはそれまで出資していたファンドと同じ物件に限定
  • 新ファンドへの出資金額も前回と同額のみ受け付け
  • 旧ファンドの分配金は通常通り口座に支払いされる

類似の方式が融資型クラウドファンディングのJ.LENDINGでも行われていますよね。

ファンドの運用終了~償還までの間に丁度よくファンド募集があれば乗り換えすることが出来るあの制度。

ただしFANTASのスマトラ方式の場合は「同じ物件のみ」の制約がある点で少し違いがありますが。

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スマトラ方式開始の経緯

スマトラ方式が生まれたきっかけは投資家からの要望とのことです。

その原因はFANTAS Fundingにはデポジット(預かり金)口座が無く、案件終了の度に資金が銀行口座に戻されること。

次の案件に申込みたいけど間が空いたり、毎回振込手数料が掛かって面倒なんだよね。

確かに、その辺の手間が軽減されるスマトラ方式は、投資家のこういった要望を叶えてくれるナイスな制度ですね。

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案件チョイスの違和感

ただ今回、スマトラ方式に選ばれた最初のファンドに少し違和感を覚えました。

というのはそのファンドのタイプが「キャピタル重視型」なんですよね(FANTAS check PJ 第97号→116号への乗換)。

不動産投資の主な収益源、賃料(インカム)と売却益(キャピタル)のうち後者を主として分配されるファンドですね。

まさお
まさお

例えば分配予定3%のうち、1%分を賃料から、2%分を(見込みの)売却益から分配する形など。

このため優遇乗り換え可能ということは、97号の運用期間中に期待した売却が出来なかったということかもしれません。

もう少し言うと運用期間延長もあり得る状況の中、一度運用終了として仕切り直してファンド募集している状況でしょうか。

もちろん新ファンドの方にその影響がどれだけあるかについては不明ですが。

ただスマトラ方式での優遇乗換を利用される方々は、そういったことも想定した上でのご利用をお薦めします。

FANTAS funding
Fantas Funding

2010年設立の不動産会社が手掛け、同社の運営する中古不動産流通や空き家再生事業への間接投資サービス。

  • 利回り目安2.5~10%
  • 劣後出資割合20%
  • 募集案件数は多め
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