こんにちは!管理人まさおです。
今回募集されるファンドは「BLANC FUJI事業ファンド#1【担保付】」。
- 募集金額:1,000万円
- 予定分配率:4.0%(年利)
- 運用予定:3ヵ月
- 保全方法:担保あり・保証なし
- 募集方式:先着式
予定分配率は決して高く無いですが運用期間が短いため、短期で用途の無い資金での投資に向く感じでしょうか。
また今回はCOOL初の貸付先、また定期預金に担保が設定されるなど面白く感じましたので、その辺りについてご紹介したいと思います。
貸付先事業と資金用途について
まず本ファンドの貸付先は「移動可能な宿泊施設の研究開発・企画・運営を行う」株式会社BLANCという2018年設立の会社とのこと。
また融資資金は「トレーラーハウスを活用した収益型セカンドハウス事業の先行試作棟及び客室外装に伴う資金の一部」に使用されるそうです。
室内の写真などは無いようですが、アクティビティ好きな方が泊まると楽しそうな感じでしょうか。
担保に設定される定期預金について
冒頭でもご紹介していますが、今回のファンドでは貸付元本及び利息相当分の定期預金に担保(質権)設定が行われます。
同額の定期預金が担保なら安全だね!
専門家ではないため具体的にどういった形で定期預金に担保(質権)設定するのかは不明ですが、確かに安全そうに感じられますね。
想像ですが例えば定期預金の通帳と印鑑、キャッシュカードを一時的に預かったりするのでしょうか。
ただ気を付ける必要があるのは担保の説明が「定期預金から回収できれば」とある点。
逆に言えば何らかの理由で回収できない可能性も残っているとも考えられますので、投資される際はその点も理解しておくのが良さそうです。
今回は関係無いと思いますが、例えば同じ口座に複数枚キャッシュカードを作ることも可能ですしね。
定期預金を担保に差し入れるメリット
定期預金に担保設定が行われる投資家側のメリットはありますが、貸付先企業側から考えると分かりにくい点もあります。
例えば、普通に考えると貸付先の企業は手元に資金があるなら借り入れなんてせずに、その資金で事業を行えば良いと思いませんか?
確かに支払う利息が大きくなるだけだし何で元の資金を使わないんだろう?
そこでCOOL側にその理由を問合わせてみたところ、2つの理由があると教えて貰えました。
- 資金調達手段の多様化への取組の一貫
- BLANC社及び本事業の知名度向上を期待
1つ目の理由はファンド詳細のページに記載がありますね。
COOLを通じて何度か借り入れと返済を行い実績を積んで今後、より多くの資金の募集が行われるのかもしれませんね。
また2つ目の方は記載は無かったと思いますが、貸付投資のFundsを利用している多くの企業と同じような理由ですね。
僕も今回こうやって、BLANC社の事を調べて記事にしたりしているので、その効果も確かにありそうですね。
さて今回は比較的浅めの記事になってしまいましたが、担保の注意点の話など、みなさまの何らかのお役に立てればと思います。
と言っても決して投資を推奨している訳では無い点はご留意をお願いしますね笑