こんにちは!管理人まさおです。

現在募集中の「LEVECHYファンド25号(抽選式)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:28億4,760万円
- 想定利回り:10.00%(年率)
- 運用期間:約1年4ヵ月
- 劣後割合:3.5%
- 募集方式:抽選式

また同ファンドの物件はファンド募集時に売買契約締結済でしたが、最終的には契約破棄によって延長となってしまったようです(僕は未投資です)。
そして今回はその延長中ファンドの物件+α(土地の追加買い取り分)で再組成された形ですが、その応募状況は厳しい状況となっています。

やはり多くの方も経緯を把握しており、投資応募を躊躇っていらっしゃるのかもしれませんね。
また僕自身も同様に今回のファンド募集についていくつか不明な点などを感じていましたので、LEVECHYに対して質問を行っていました。
そしてその結果頂いている回答内容について僕的に整理してみましたので本記事にてご紹介しておきたいと思います。
ファンド承継の成立要件ついて
今回のファンド承継は25号ファンドの最低成立金額を上回る投資応募(実行)により行われるようです。
このためファンド不成立となった場合、追加買い取りの土地は除いた13号ファンドの形のままで物件の売却活動が継続されるようです。

なお25号ファンドの最低成立金額は27億1,200万円のため13号ファンドの募集金額25億7,145万円を上回っています。
承継前ファンドの分配原資について
ファンド承継が成立した場合、13号ファンドの想定年利回り12%分の分配金はどこから捻出するのか、という問題があります。
この点については「13号から25号への不動産売却代金」から捻出されるようです。
またその際、「運用開始から売却決済日までを計算期間」とした形で当初想定利回り通りでの分配が行われるとのことでした。
ちなみに25号への不動産売却代金の原資は25号ファンドの募集(応募)金額となる形ですね。

このことはつまり25号ファンドの募集金額には13号ファンドへの利払い分も含む形になる、と推察できそうです。
そうなると25号ファンドの物件は13号の利払い分を上乗せした金額で売却活動を行う形となるため、購入希望者への影響もありそうですね。
13号の投資家はどうするべきか?
まず先ほどご説明したように25号が成立した場合、13号利払い分を含んだ金額での売却活動となってしまう影響を想定する必要があります。
もちろん25号は土地が追加になっている分、その広さに興味を持ってくれる購入希望者が出て来てくれる可能性も無いことは無さそうです。
ただしこの辺はLEVECHYおよびLEVECHYが協力を依頼している業界大手企業の力量を信じるかどうか、という点になりそうですね。
また13号投資家の方は25号が成立した場合、想定利回り分の利払いは得られるため心理的な負担が少し軽減される可能性もあります。
ただし13号に投資をしていない方はその利払いを得られないため、13号投資家より不利な立場で投資を行うことになってしまいます。
そして13号の募集金額よりも25号の最低成立金額の方が高い状況を考えると、今回のファンド成立はかなりハードルが高そうに思われます。
と、つらつらと僕の考えを書いてみましたが13号の投資家の方はワンチャン、25号の成立に賭けて承継を希望してみても良いかもしれませんね。
現状は多くの方が承継希望されておらず応募率が10%しかないため、その状況では新規投資家の方も現れにくいでしょうからね。

なお、あくまでも僕の考えを述べてみただけであり、投資推奨をしている訳では無いためご注意下さい。
