こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「不動産担保ローンファンド#52(マンション@横浜市保土ヶ谷)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1,400万円
- 想定利回り:5.00%(年率)
- 運用期間:約1年6ヵ月
- 保全方法:担保あり
- 募集方式:先着式
また今回の貸付先はW社ですが、AGCFで過去の「W社(および関連会社)」への貸付は計5回、うち2件6.9億円が運用中となっています。
ただしこの過去のW社と今回のW社は別会社となっているため、そちらの貸付は本件には影響を与えませんのでその点は安心ですね。
とは言えログイン前は同じW社として同じ会社に見えかねないため、その点は工夫して頂けると助かりますね。
なお本ファンドの貸付に設定される担保は抵当権第一順位で、 LTVLTV(Loan to Value)とは担保評価額に対する貸付金額の割合で、貸付の安全性... は60%と低めのため今回もかなり人気化しそうですね。
あの件について少し考えてみる
さて今回のファンドとは別に、AGCFで募集される「アイフルローンファンド」シリーズについて少し考えてみたいと思います。
こちらのシリーズはその名の通り東証プライム市場上場のアイフル株式会社(8515)に対して貸付を行い利息から利益を狙うファンドです。
またその想定利回りは#1では1.38%だったところ#34では0.84%まで落ち込み、#35で初めて上昇に転じて0.89%となっています。
そしてこれに対して現在、各証券会社で「アイフル株式会社第68回無担保社債」が募集されていることはご存じでしょうか?
そしてその利率は何とアイフルローンファンドシリーズを上回る年1.13%。
しかもアイフルローンファンドシリーズの利益は雑所得として総合課税の対象ですがこちらは源泉分離課税。
また「社債間限定同順位特約付」のため後日、有担保社債が発行された場合はこちらにも同等レベルの担保設定が行われます。
そう考えると正直、無担保でアイフルに貸付を行うアイフルローンファンドシリーズの立ち位置が良く分からなくなってしまいますね。
もちろんメリットとしては運用期間が短いこと、募集頻度が高いことといったメリットはあります。
ただし今後の募集時は、この社債のことも念頭に置いて投資判断されることをお薦めします。
なお、実は今回の社債の当初の利率の仮条件は0.85~1.45%となっていました。
と考えると同シリーズ#35で想定利回りが0.84⇒0.89に上昇したのは、この仮条件の下限を意識したものだったのかもしれませんね。
もちろん憶測の域は出てきませんが。