こんにちは!管理人まさおです。
参考 コモサスのサービス詳細
今回募集される「品川区 大崎 プロジェクト (不動産担保ファンド)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億6,000万円
- 想定利回り:6.00%(年率)
- 運用期間:約1年
- 保全方法:担保あり・保証なし
- 募集方式:先着式
しかも今回のファンドの貸付先は東証スタンダード市場上場の不動産会社「株式会社明豊エンタープライズ(8927)」。
もちろん上場企業だからと言って100%安全な訳ではありませんが、やはり非上場企業に比べると安心感がより高いのではないでしょうか。
ただ実はこの会社さんって他の不動産型CFサービスでも時々登場してるんですよね。
という訳で本記事では、この会社さんの現状や今回の貸付に設定される担保不動産などについてご紹介したいと思います。
明豊エンタープライズ社が登場したサービス
明豊エンタープライズ社が今までに登場したのは(僕の持っているデータベース、記憶の範囲ですが)、Funds(ファンズ)とCOOL(クール)です。
またFundsでは4ファンド合計3億7,920万円を償還済、COOLでは8ファンド合計2億9,045万円中、5ファンド合計2億0,045万円を償還済です。
もちろんこれ以外にも他サービスや金融機関などの借り入れもありそうですが、上記の範囲での残債は9,000万円となっています。
今回の貸付の担保とLTVについて
今回の貸付には品川区のJR山手線「大崎」駅にほど近い場所にある土地に対して根抵当権第一順位の担保が設定されます。
またこの時の LTVLTV(Loan to Value)とは担保評価額に対する貸付金額の割合で、貸付の安全性... は77.6%となっており、AGクラウドファンディングの85%、OwnersBook(オーナーズブック)の80%の上限を下回っています。
このため担保のLTV的にも一定の安心感はありそうですね。
ただ少し気になったのが担保の評価方法に「開発型収益還元法」というあまり耳慣れない手法が記載されていたこと。
このため少し確認したところ「その土地を最大限活用出来た場合に得られる収益を想定した土地の価値」を測る評価方法のようですね。
例えば山手線駅から徒歩〇分で、△階建てのマンションを建築するとどの程度収益が期待出来るからこの時の価値は幾ら、といった感じですね。
つまり端的に言うと「土地の潜在価値」のことを指しているようですね。
不動産型CFは本格不動産投資をしない人でも触れやすいため、こうやって新たな単語を知る良い機会にもなりますね。
改めて僕も、このように色々と知識を得ながらクラファン投資を楽しんで行きたいと思います。