こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「系統用蓄電池プロジェクト(TRIAD FUND12号)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:2億7,000万円
- 想定利回り:9.00%(年率)
- 運用期間:約1年
- 保全方法:担保・保証あり
- 募集方式:先着式
そして今回の貸付金はTRIAD社が計画している電力ネットワークに直接接続される系統用蓄電池事業に利用される予定となっています。
また系統用蓄電池事業と言えば昨年12月に不動産型CFの「TECROWD(テクラウド)」がファンド募集を行ったばかり。
さらに昨年11月にサービス開始したばかりにも関わらずすでに人気サービスの仲間入りをした「FUNDI(ファンディ)」も計画中とのこと。
系統用蓄電池関連ファンドはこのように急に現れて連続しており、そうなるとその裏側を想像してしまいますね。
例えばそもそもの系統用蓄電池を取り扱う事業会社がいて、そこが不動産型CF関連会社への営業を強めている可能性を想像してしまいました。
もちろんその事=高リスクなどと言った話ではありませんしあくまでも想像上の話ですけどね。
それに同事業は日本国内の電力安定供給のため必要な事業にも思いますので、その辺も踏まえて投資判断するのが良いのかもしれませんね。
今回の貸付に設定される担保について
今回のファンドの貸付には次の内容に対して根抵当権第1順位で担保設定が行われます。
- 本プロジェクトにかかる土地
また貸出実行後に「蓄電池やコンディショナをはじめ蓄電所内の主要な動産」に対して譲渡担保が設定されるとのことです。
その上で現時点では「土地のみでは十分な価値算出ができないため鑑定評価並びにLTVの算出は行っていない」とのこと。
表現的には土地だけでは募集金額に対して十分な担保価値は無いとも読めますね。
その上で動産担保の換価価値を加算することで募集金額を上回るのだとは思いますが、この辺はあまり期待しない方が良いかもしれませんね。
とは言えCOMMOSUSのファンドは基本的にリコースローンとなっており、貸付先企業が破綻などしなければ返済が行われる形式です。
ちなみにTRIAD社は現時点で2024年1月31日時点までの決算資料を公開しています。
このためこの辺りの情報も踏まえて投資判断するのが良いかもしれませんね。