本日会員募集を開始したばかりの大型不動産投資クラウドファンディングサービス「CREAL(クリアル)(クリアル)」で2018年12月3日17時から「ホテル アマネク 浅草吾妻橋スカイ」の募集が予定されています。
ファンドの基本的な情報
ファンド名 | ホテル アマネク 浅草吾妻橋スカイ |
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運用利回り | 4.20%(年利換算) |
運用期間 | 約2年 |
募集予定 | 2018年12月3日17時~ |
担保/保証 | 不動産評価額の10%下落までをサービス運営会社が負担 |
募集金額 | 8億8,000万円 |
必要資金 | 1万円~ |
返済方法 | 一括返済 |
- 2018.12.03募集開始日
- 2018.12.27募集終了日
運用利回りの評価
本ファンドの運用利回りは4.20%(年利換算)とソーシャルレンディング投資ファンドの中では決して高くはない水準で設定されています。
基本的に利回りが高いファンドほどリスクが高くなりますが、担保の有無や営業者報酬、運用期間、サービス会社自体の安定性なども含めて総合的に判断するようにしましょう。
担保/保証の評価
本ファンドには担保も保証も付けられていませんが、「CREAL(クリアル)」が運用期間中の不動産評価額の10%までの下落分を負担してくれるようです。
ちなみに同様の方式ではTATERU FundingやRENOSYクラウドファンディングで30%、FANTAS Fundingで20%までの負担となっています。
運用期間の評価
本ファンドの運用期間は少し長めに設定されており途中解約も出来ないため、手元資金に余裕のない場合は慎重に判断してから申し込むことをお勧めします。
なおソーシャルレンディング投資では運用期間の前後に運用準備期間、返金準備期間がありその期間も資金を拘束されるため、実質利回りが大きく低下する場合もありますので事前に確認しておきましょう。
募集金額の評価
冒頭でご紹介の通り「CREAL(クリアル)」は本日会員募集を開始したばかりのサービスですが、なんと初回案件の「ホテル アマネク 浅草吾妻橋スカイ」から8億8,000万円を募集するとのことです。
普通に考えると無理のある金額だと思いますので、恐らく初回案件にはCREAL(クリアル)の運営元「ブリッジ・シー・キャピタル」に近い投資家、投資法人からの投資があるのではないかと想像します。
キャンペーンについて
CREALオープン記念として2018年12月3日17時00分から同12月27日17時00分までの間に10万円以上の投資申込を行った方に1%分(最大100万円)のキャッシュバックが貰えるキャンペーンが実施されます。
またこれとは別に本ファンドに5万円以上の投資申込を行った方にはアマネクが運営する全物件が10%割引で利用できる優待も付きます(詳細はCREAL(クリアル)のサイトでご確認下さい)。
総評
本ファンドは「ホテル アマネク 浅草吾妻橋スカイ」への投資案件となっており運用期間も約2年となっているため、EXITのタイミングが東京オリンピック後になる点が気になります。
もちろん政府は今後も観光客誘致のため様々な施策を講じるとは思いますが、現時点では劇的な方策が特に見えていないため4.20%(+1.0%分のキャッシュバック)の予定利回りで投資するか悩まれる方も多そうです。
この状況で8億8,000万円を集めることは難しそうにも思いますが、逆に全額達成出来るかどうか非常に興味深いですね。
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