東急リバブルと業務提携の「LENDEX(レンデックス)」で2018年9月13日15時から「不動産担保付きローンファンド27-1号」および「不動産担保付きローンファンド27-2号」の募集が予定されています。
ファンドの基本的な情報
ファンド | 27-1号 | 27-2号 |
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運用利回り | 7.00%(年利換算) | 9.00%(年利換算) |
運用期間 | 約10ヵ月 (2018年9月28日~2019年7月29日) |
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募集予定 | 2018年9月13日15時~ | |
担保/保証 | 担保付 保証付 | |
募集金額 | 3,001万円 | 3,801万円 |
必要資金 | 2万円~ | |
返済方法 | 元金一括 |
運用利回りの評価
両ファンドの運用利回りはそれぞれ、7.00%、9.00%(年利換算)とソーシャルレンディング投資ファンドの中では高めの水準で設定されています。
ちなみにファンドのリスクは利回りに応じて高くなる傾向にありますが、ファンドの最終的な借り手はサービス運営会社の手数料(事業者スプレッド、営業者報酬)分も上乗せして返済する必要がありますので、利回りの低い他のファンドよりも本ファンドの方がリスクが低い場合もあります。
このため事業者がこれを公開している場合はその手数料を含めてリスクを想定することをお勧めします。
担保/保証の評価
両ファンドは担保によりリスク軽減が図られているため、その内容と利回りのバランスから総合的に安全そうだと判断できれば、実際に投資申込をしてみるのも良いかと思います。
担保について
ちなみに27-1号と27-2号は同じ物件に担保設定がされており、利回りが少し低めに設定されている1号の方が優先的に保護される仕組みがとられています。
ただ今回の担保設定にあたってLENDEX(レンデックス)は「①LENDEX独自の査定額と②第三者の調査価格とを比較して、低い方の80%を上限」にしていますので、2号の方でも大きな問題は無さそうに思えますね。
保証について
本ファンドには「代表者連帯保証」が付いていますが、スキーム図を見るとLENDEX(レンデックス)がその保証を行うようにも読めます。
ただソーシャルレンディング業者自身が保証を行うという話はあまり耳にしませんので、この点については確認が必要ですね。
運用期間の評価
両ファンドの運用期間は10ヶ月とほどほどの長さに設定されていますので、直近に大きな出費予定がなければ申込を検討してみるのも良いかと思います。
ちなみに運用期間は短いほど運用期間前後の利回計算対象期間(貸付、返済の準備期間など)の影響により実質利回りが下がる傾向にある点には注意が必要です。
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