沖縄発クラウドファンディングとして軍用地担保ローンファンドなど、沖縄ならではのファンドを取り扱っている「ポケットファンディング」で2018年8月28日17時から「PF一部不動産担保ローン8号」の募集が予定されています。
またこちらのファンドでは、ソーシャルレンディング界隈では珍しい利率天引き方式、つまり「融資契約の際に債権者と債務者が合意した金利に 相当する利息額を融資時点で予め徴収する融資方法」が取られています。
ここでこの方式を聞いて思い出したのが闇金ウシジマくん。
何巻だったかは忘れましたが登場人物が丑嶋社長から借金する際に予め利息分を天引きされて渡されていたシーンがあったのを思い出しました。
その影響で最初この方式で募集されるのを見て若干このファンドにマイナスイメージを持ってしまいましたが、よくよく調べてみると一般的な金融経済用語のようなので私の勝手な偏見でした笑
さて、そのような訳で今回のファンドについて簡単にご紹介します。
ファンドの基本的な情報
ファンド名 | PF一部不動産担保ローン8号 |
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運用利回り | 6.60%(年利換算) |
運用期間 | 約1年 |
募集予定 | 2018年8月28日17時~ |
担保/保証 | 担保付 |
募集金額 | 502万円 |
必要資金 | 1万円~ |
返済方法 | 一括返済 |
運用利回りの評価
本ファンドの運用利回りは6.60%(年利換算)とソーシャルレンディング投資ファンドの中ではほどほどの水準で設定されています。
ちなみにファンドのリスクは利回りに応じて高くなる傾向にありますが、ファンドの最終的な借り手はサービス運営会社の手数料(事業者スプレッド、営業者報酬)分も上乗せして返済する必要がありますので、事業者がこれを公開している場合はその手数料を含めてリスクを想定することをお勧めします。
担保/保証の評価
本ファンドは担保によりリスク軽減が図られているため、その内容と利回りのバランスから総合的に安全そうだと判断できれば、実際に投資申込をしてみるのも良いかと思います。
ちなみに担保が付いているからといって必ず元本が保証されるという訳ではなく、募集総額に対してどの程度の評価額の担保が設定されているか、また運用期間中にその価値がどの程度下落する可能性があるかを想定して投資判断を行うことが大切です。
担保は募集総額と評価額とのバランス、運用期間中の価値の変動の想定が重要です。
運用期間の評価
本ファンドの運用期間はほどほどの長さに設定されていますので、直近に大きな出費予定がなければ申込を検討してみるのも良いかと思います。
ちなみに運用期間が長いファンドであるほど運用期間前後の利回計算対象期間(貸付、返済の準備期間など)の影響により実質利回り低下の影響を受けにくくなりますので、あとは他のリスクを許容できれば積極的に投資の検討をしてみるのも良いかと思います。
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