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「Renosy キャピタル重視型 第3号ファンド」の実利回りは?

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東証マザーズ上場企業GA technologiesが運営する「RENOSY」で2018年9月26日18時から「Renosy キャピタル重視型 第3号ファンド」の募集が予定されています。

今回の募集は、先日までGA technologies社に出資(現在は解消済み)していたTATERUの通帳改ざん問題以来初の募集となるため、その影響がどの程度残っているかが注目です。

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個人的にはTATERUは新築アパート、RENOSYは中古マンションを投資領域としているため、そこまで影響は無いのでは・・・と見てます。

ご紹介している内容はあくまでも現時点の予定のものです。投資判断を行う前に必ず正確な情報を確認して下さい。

ファンドの基本的な情報

ファンド名 Renosy キャピタル重視型 第3号ファンド
運用利回り 8.00%(年利換算)
運用期間 約3ヵ月
(2018年11月1日~2019年1月31日)
募集予定 2018年9月26日18時~
担保/保証 運用資産評価の30%下落までをGA社が負担
募集金額 1,918万円
必要資金 1万円~
返済方法 一括返済

運用利回りの評価

本ファンドの運用利回りは8.00%(年利換算)とソーシャルレンディング投資ファンドの中ではほどほど良い水準で設定されています。

ただし運用利回りの対象期間は「運用開始予定日」から「運用終了予定日」の3ヶ月なのに対して投資資金が拘束される期間はRENOSYへの振込入金日(募集終了日後の抽選後)から「分配払戻予定日」の約4.5ヶ月となります。

  • 2018.09.26
    募集開始日
  • 2018.10.01
    募集終了日
  • 2018.11.01
    運用開始予定日
  • 2019.01.31
    運用終了予定日
  • 2019.02.14
    分配払戻予定日

このため実際の利回りは5.3%程度(8.00%×3ヶ月÷4.5ヶ月)であることを理解して申し込んでおくと良いと思います。

担保/保証の評価

本ファンドには担保も保証も付いていませんが、RENOSYクラウドファンディングでは「運用資産評価の30%下落までをGA社が負担」する設計となっているため、わずか3か月の運用期間中に元本を棄損する可能性は極めて低いと思われます。

運用期間の評価

本ファンドの運用期間は短めに設定されていますので、直近に大きな出費予定がなければ申込を検討してみるのも良いかと思います。

また運用期間が短いほど運用期間前後の利回計算対象期間(貸付、返済の準備期間など)の影響により実質利回りが下がる傾向にあります。

例えば運用期間1か月、利回り12%(年利換算)のファンドに前後の準備期間が1か月ある場合、実質利回りは6%になります。

ちなみにRENOSYクラウドファンディングでの投資は手数料なしで途中解約も可能となっていますので、お試しで申し込んでみても良いかもしれませんね。

分配金の原資を分析

今回の投資対象物件「ナビウス新宿七丁目」は参考家賃が8.3万円~12万円となっています。

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また本ファンドは総募集額が1,918万円、予定利回りが8.00%(年利換算)、運用期間が3ヶ月となっているため、1,918×0.08×(3/12)=38.4万円の配当を全投資口数で分配することになります。

このため前回のファンドと同様、3か月分の家賃だけでは分配金を賄えない可能性が高いため、本物件は物件の売却の出口がすでに見えているのかもしれませんね。

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