こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「利回りくん短期運用ファンド」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:2,697万円
- 予定利回り:2.0%(年率)
- 運用期間:約3ヵ月
- 劣後出資割合:約20%
- 募集方式:抽選式
また今回のファンドの投資物件は同じ利回りくんで募集された「収益ビル「ルピナス池袋」」ファンドと同じマンションの別室。
そちらは2025年9月までの運用予定ですでに7,020万円が投資中のため、その意味でも初心者の方も投資しやすいのではないでしょうか。
ただし今回のファンドはその安心感の分、予定年利回りが2.0%と不動産型CF投資の中では低めに設定されています。
もちろん定期預金などによりは十分に高利回りですが、不動産型CFファンドの中ではどうなのか、初心者の方向けにご紹介したいと思います。
不動産型CF過去最低の利回りは?
あくまでも僕調べの範囲ですが、不動産投資型クラウドファンディングで過去最低利回りのファンドBEST5は次の通りとなりました。
- 1.0% FANTAS funding「FANTAS check PJ 第77号」
- 1.5% i-bond
- 2.0% 利回りくん「利回りくん短期運用ファンド」
- 2.0% COZUCHI「港区 広尾Ⅲ」
- 2.0% B-Denのファンド(多数)
ちなみにFANTAS funding「FANTAS check PJ 第77号」はコロナ禍での「医療従事者住まい支援PJ」という特殊な側面もあるファンド。
またi-bondも常時応募募集の特殊タイプ商品のため、これらを除けば今回の「利回りくん短期運用ファンド」は同率一位の低利回りになります。
不動産型CFでは実利回りも考える必要あり
定期預金の場合は入金して満期までのほぼ全ての期間が利回りの計算対象となります。
これに対して不動産型CFや貸付型CFの場合は実際の運用開始前の準備期間、運用終了後の計算期間は利回りの計算対象外となります。
このため定期預金と同じ感覚で利回りを計算したい場合は入金~償還までの期間を運用期間として再計算する必要があります。
また準備期間、計算期間は同サービス内では運用期間の長さに関わらずほぼ一定のため、運用期間が短いほどその影響が大きくなります。
結果、今回のファンドの実利回りは約1.33%となります。
とは言え今回のファンドは低リスクに思われますし、確かに初心者の方向きのファンドだとは思いますけどね。