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「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus」全過去データを大分析

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「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus」はSBIソーシャルレンディングが常時募集している「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」の借手で大きな資金需要があった場合に募集されるオーダーメード型のファンドです。

2016年9月の1号募集以来、現在までに22号、貸付総額約170億円を誇る、SBIソーシャルレンディングの中でも最も人気のあるファンドの1つとなっています。

※22号は現在募集完了、入金受付中のステータスです。

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ファンドの基本的な情報

予定年利 6.50~7.20%
事業者報酬 1.00%
運用期間 約10~12ヵ月
募集単位 出資口数1口あたり最低5万円以上5万円単位
分配方法 毎月15日分配(銀行休業日の場合は翌営業日)
※期限前償還有
保全 担保付 保証無

借手について

本ファンドの借手は、東京都内で貸金業登録を行い不動産を担保とした貸付事業を行っている企業です。

※ファンド毎に2社に貸付けされていますが、すべて同じ企業なのかについては言及されていません。

 

主に一都三県を中心とし、法人・個人事業主・個人(第三債務者)を対象として不動産に抵当権を設定した上で、担保不動産の評価額の70%を上限とした金額を貸し付ける事業を行っている企業となります。

一般的に不動産担保ローンは評価額の60~80%を限度額として貸し付けるケースが多いため、安全性をかなり考慮している借手のようですね。

また本ファンドは借手を次の条件を満たした企業に絞ることにより安全性に配慮されています。

  1. 資本金5千万円以上の企業
  2. 直近6年間の累積貸倒れ件数2件以内かつ、2千万円以内
  3. 利息制限法改正に伴う過払金の発生無し
  4. 貸金業の業歴7年以上

担保について

本ファンドの担保は【借手が「複数の第三債務者」に対して有する「抵当権によって担保された貸付債権」に質権を設定】となっています。

このため借手の事業者が返済が出来なくなった場合、第三債務者に対して保有していた貸付債権から充当することになりますが、この債権は担保不動産の評価額の70%を上限として設定されているため、時間は掛かるかもしれませんが高い確率で全額返済されることが期待できそうです。

募集総額と応募率の推移

ファンド毎の募集総額は上昇傾向にありますが、最近はユーザー数の増加がこれに追い付いていないためか、応募率100%を達成しにくくなっているようです。

なお募集総額の最小金額は8号ファンドの2億円、最大金額は18号の18億円となっています。

貸付総額と元本償還状況の推移

過去全ファンドにおいてデフォルトや延滞は発生しておらず、むしろ早期償還する号(10号、13号、14号など)も発生している状況です。

投資家数と平均投資金額の推移

ファンド毎の投資家数は上昇傾向にあり、1号ファンドでは737人しかいなかったのに対して20号ファンドではその約2.9倍となる2122人もの投資家が申込を行っています。

※私が投資申込できたファンドだけでしか投資家数が確認できていません。

また逆に平均投資金額は1号ファンドの約79.2万円だったのに対して20号ファンドでは48.1万円と下降傾向となっています。

まとめ

ここまで分析してきた通り、「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus」は借手、担保とも安全性に配慮されており、過去一度もデフォルトや延滞の発生もないため安心して投資しやすい商品ではないでしょうか。

6.50~7.20%という利回りに物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、それもSBIグループのSBIソーシャルレンディングが扱っている安心感も考えれば妥当な利回りではないかと思います。

なお最近の傾向として月に1~2度のペースで募集されていますので、本ファンドに興味を持たれた方は次回の募集を楽しみに待ってみて下さい。

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