こんにちは!管理人まさおです。
またその想定利回りは10.5%(年利)と高くなっているため、興味を持っている方も多いのではないかと思います。
一方、今回の投資対象は新地域のカザフスタン、またスキームも普段と異なっており不安な点もあるのではないでしょうか。
そこで本記事ではカザフスタンの追加情報や、僕の抱いた疑問点とそのTECRAからの回答についてご紹介しています。
みなさんの投資判断については何とも言えませんが、本ファンドを考える上での何かご参考になればと思います。
ファンドの主な募集条件について
今回のファンド「TECROWD27号ファンドWhite House in Chaikina」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:3億2,000万円
- 予定利回り:10.50%(年利)
- 運用予定:8ヵ月
- 劣後出資割合:20%
- 募集方式:先着式(※)
※一部は既存投資家向けの先行予約枠
TECROWDの劣後出資割合は通常10%程度のため、普段より厚めの設定になっています。
投資対象不動産について
今回の投資対象はカザフスタンの旧首都アルマティ中心部近くの高級住宅街に建設予定の高級レジデンスとのこと。
カザフスタンは中国、ロシア、ウズベキスタンなどに隣接する中央アジアに位置する国ですね。
カザフスタンの経済状況や不動産市況についてはTECROWDのファンド詳細で詳しく説明されています。
ただ治安状況も気になったため外務省で調べてみたところ危険レベルは「1:十分注意してください」となっています。
「十分に注意」とあるので少し気になりましたが危険レベルには4段階があり、その最低レベルのため悪く無いようですね。
- 十分注意してください
- 不要不急の渡航は止めてください
- 渡航中止勧告
- 退避勧告
なお国名が○○スタンのため勘違いしてしまいそうですが、危険レベル4のアフガニスタンとは国境を接していません。
今回の投資の内容について
今回の投資の対象は「建設予定の高級レジデンス」とのことです。
また将来的には建設ファンドの募集もありそうですが、今回はその前の「建築確認を取得するまでの必要資金」が投資対象。
またファンドのEXIT方法は「グループ内金融機関からの融資でTECRAの固有財産に振り替え、配当・元本償還」とのこと。
ただグループ内から融資されるのは「建築確認取得後」のようなので、そのリスクについてTECRA側に確認してみました。
TECROWDへの質問と回答
建築確認が下りない場合や融資実行が行われないことはあるのでしょうか。
- 状況次第で最長6か月間ファンドの延長あり(詳細はファンドページ参照)。
- ただし開発許可取得時に建築計画詳細を提示済、大幅な建築計画変更が無い限り問題無いと判断している。
- 現地同様ケースで建築確認が下りなかったことは無いと確認済。
それでもNGだった場合は取得した土地を売却して元本返済に充てる形になるのでしょうか。
- 基本的には土地借地権土地を借りて建物を建てる権利のこと。をファンドからTECRA社が買い取り、優先出資元本を棄損させずに償還予定。
- それも叶わなかった場合は第三者に売却して最終売却金額をもとに元本償還を行う形になる。
- その場合、劣後出資から棄損させるが劣後出資額を上回った場合は優先出資が棄損することとなる。
TECRA社買取による償還も計画されている点は安心感に繋がりそうですね。
なお頂いた回答は文章を短くする目的で編集しているため、念のため原文も残しておきますので必要でしたらご参照下さい。
参考 今回頂いた回答
TECROWD27号の先行予約について
今回の回答を頂き、ひとまず疑問点が解消されたことから僕も先行予約(抽選)の申し込みを行いました。
ちなみに先行予約は1号に次いで2回目だったと思いますが、今後も人気の出そうなファンドで行われる感じでしょうか。
投資家未登録で投資機会を逃したくない方は、公式サイトをお早めにチェックしてみては如何でしょうか。