こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「TECROWD44号ファンド KHAN VILLA phase2」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:7億8,400万円
- 想定利回り:10.00%(年率)
- 運用期間:約1年2ヵ月
- 劣後割合:20%
- 募集方式:先着式
TECROWDでは例えばCOZUCHI(コヅチ)のようにフェーズ1の投資家に優先権が与えられたりはありません。
代わりにファンド公開前の登録済投資家に対して募集額の一部が先行抽選枠として与えられる仕組みがあり、今回もすでに抽選済みです。
このため7月6日(木)18時から募集開始の今回も7億8,400万円全額が一般募集となる訳では無いため、短時間完売の可能性も高そうですね。
今回の投資対象不動産について
今回のファンドの投資対象はカザフスタンのアルマティ市郊外の高級住宅地に所在する戸建住宅「KHAN VILLA」15戸です。
国エリア | カザフスタン/アルマティ |
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竣工 | 2024年5月(予定) |
構造 | 木造 |
階数 | 2階建 |
戸数 | 15戸(予定) |
売却条件は必ず要チェック
さて、本ファンドでは住宅を建設、販売後、TECROWDのグループ会社に売却予定です。
このため売却先が事前に予定されておりある程度の安心感はありますが、次の条件も把握しておく必要があります。
全戸の竣工および現地販売予約が完了後、現地当社グループ会社に売却
つまり売れ残りが1戸でも発生すると売却が行われない可能性があるということですね。
売却が行われない場合はどうなるの?
次のような対応となるそうです。
- 運用期間を延長(1カ月前までに通知)
- 他の売却先を検討、策定
- TECRAの固有財産に振り替え
このうち「TECRAの固有財産に振り替え」は資金(または借入金)が不足すると難しく、延々と他の売却先の検討となる可能性もありそうですね。
また「KHAN VILLA phase2」は今回の44号の次に46号でも計画されており、合わせて全戸の販売が売却の条件かは現時点では不明です。
カザフスタンは経済成長著しく最大都市アルマティでの需要は高そうですが、リスクも踏まえて投資判断したいですね。
TECROWDの為替リスクについて
ちなみに海外投資の際に気になるのが為替リスクだと思いますが、TECROWDでは次のように記載されています。
対象不動産が日本国外に所在する場合、ファンドの収益は為替変動による影響を受ける可能性があります。
ただしTECROWDでは「海外との取引はすべて円建てで契約」されているため、為替変動により償還金額が変わったりは無さそうです。
つまり為替リスクはそれ以外の部分、例えば現地会社が円建てで支払う際に資金不足となる可能性などがあるのかもしれませんね。
もちろん逆方向になって支払いが楽になる場合もあるため、為替リスク=危険かどうかは難しいところですね。