元々の想定利回りに加えて追加で貰える配当のこと。
貸付型・不動産投資型クラウドファンディングの多くのファンドでは事業者側が想定以上の利益を得られても投資家への還元はありません。
ただし一部のサービス、ファンドでは事業者の方針で運用終了・償還時に追加で分配が行われる場合があり、これをアップサイド配当と呼びます。
なおアップサイド配当が行われるシチュエーションには次のようなパターンが考えられます。
- 投資対象物件が想定価格より高く売れた
- 投資対象物件が想定よりも早期に売れた
後者は例えば物件の売却が想定より早く行われた場合に、予定満期分までの支払いを行うようなイメージです。
その場合、満期分の分配金をより短期で受け取ることが出来るため、年利換算での利回りが想定利回りよりもアップサイドになる形ですね。
また2つのパターンの恩恵を両方とも同時に受けられる場合もあります。
アップサイド配当の可能性のあるサービス
最後に、アップサイド配当の可能性のあるサービスの一部をご紹介しておきます。
まさお
この中で一番目立つアップサイド配当があるのは、やはりCOZUCHIですね。
ただアップサイド配当は確約されるものではなく、また事業者が売却利益の全てを分配に回す訳では無い点にはご留意ください。