THE BRIDGEの記事によると、購入型クラウドファンディングの大手のCAMPFIREが来年春からソーシャルレンディング事業を開始する予定とのことです。
購入型クラウドファンディングと聞くと私はニッチなビジネスやミュージシャンなどへお金を支援する代わりにお礼の品物を受け取るイメージが思い浮かびましたので、今後募集されるソーシャルレンディング案件の投資先も同じようなジャンルになるのではと想像しました。
もしそうなると他のソーシャルレンディングサービスが募集しているような案件とはまた違ったジャンルへの投資が出来る可能性が高いので興味をそそられますね。
またこちらの日本経済新聞の記事によると利回りは年5%前後、と現在人気を集めている他のソーシャルレンディングサービスと比べると低めの利回りを予定しているとのことですので、その分担保や保証によってリスクを抑えたファンドを揃えて頂ければと期待しています。
家入一真社長と言えば・・・
そう言えばCAMPFIREの家入一真社長と言えば、paperboy&coの創業者として有名かと思いますが、それとは別にしばらく前には(最近は分かりませんが)ネット炎上でも有名な方だったように思います。
このことは投資先ソーシャルレンディングサービスとして考えると、その信頼性にも関わるのではと感じましたので、出来る限り抑えて頂けるとありがたいですね。
他のクラウドファンディングサービスの動向
他の購入型クラウドファンディングサービスの動向として半年程前にSHOOTING STARが不動産投資を中心としたソーシャルレンディング事業を立ち上げるという話がありましたが、その後の動向を見聞きしていません。
こちらも早々にサービスが立ち上がってくれることを期待しましょう!
追記(2016年11月29日)
融資型クラウドファンディング「LCレンディング」社長のblogに日本経済新聞の記事の引用が掲載されていました。
レンディング事業はベンチャーや地方の中小企業に利用を呼びかけ、17年中に1件30万から100万円程度のプロジェクトを約700件立ち上げることを目指す。与信は外部の信用情報機関を利用する。
なるほど。投資先は今のクラウドファンディング事業の延長線上かと思っていましたが、もう少し「投資」寄りのイメージのある分野になりそうですね。
ただ1件30万~100万円程度のプロジェクトを揃えるとなると、ここ最近のソーシャルレンディング投資の人気とキャンプファイヤーの知名度を考えると利回りが高くなくとも毎回瞬殺になりそうな予感もします。
またそれとは逆に「購入型」クラウドファンディングを楽しんでいらっしゃる方の中には一定数、投資などといった不労所得に嫌悪感を持つタイプの方もいそうな気もしますので、実際に蓋を開けてみてどうなるか予想が難しいところでしょうか。
追記(2019年8月21日)
今年の2月ごろにCOMMOSUS(コモサス)という名称で融資型クラウドファンディングプラットフォーム立ち上げのプレスリリースがありましたが、残念ながらそれから半年が経過した現在でも正式開始の発表は行われていません。
追記(2019年9月)
COMMOSUS(コモサス)のサイトが公開されました。
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