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【2021年7月】みんなの年金のメリットは?デメリットや評価も合わせて徹底解説!

こんにちは!管理人まさおです。

まさお
日本の年金問題解決を目指すべく、年利8%の高利回りファンドを引っ提げて登場したサービスにご興味ありませんか?
そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
みんなの年金は名称やトップ画面から高齢者向けのイメージを受けますが、対象者層は他サービスと大きな違いはありません。
多くの投資家から資金を集め、運営会社も同じ不動産に出資し、賃料や売却益から配当が還元される仕組みも同じです。

みんなの年金の投資イメージ
また現在は8%の高利回りで募集されており、参加者も多くは無さそうなため穴場狙いの方にもピッタリそうです。

まさお
ただ少し待って下さい。当ブログでは高利回りだけを見てデメリット面を知らずに投資を行うことは推奨していません。
そこで本記事では実際にこちらのサービスについて、リスク面なども含めて徹底調査の上、解説したいと思います。
みんなの年金のメリット
まずみんなの年金のメリット面について少し掘り下げておきます。
優先/劣後出資方式あり
優先/劣後出資方式は多くのサービスで採り入れられている、投資家の資産の安全性を高める出資方式です。

みんなの年金の優先/劣後出資
詳しくはこちらでご説明しています。
難しく考えたく無い方は、劣後出資割合が高いほど安全性も高めに設計される仕組みと考えておくと良いと思います。
高い利回り(分配率)
現在のところ、みんなの年金の募集ファンドの想定利回りは8%です(1~6号ファンドの募集実績ベース)。

みんなの年金6号ファンド
最近は想定利回り低めと逆に高めのサービスが入り乱れる中、みんなの年金の利回りは高めが狙える形ですね。
未出資金は信託保全に
みんなの年金に預けた未出資金は信託保全投資家の預り資金を信託銀行に分別管理することで運営会社の破綻から隔... Moreとして信託銀行に信託されます。
実は信託保全投資家の預り資金を信託銀行に分別管理することで運営会社の破綻から隔... Moreの仕組みの無いサービスの場合、運営会社が倒産すると未出資金も含めて戻ってこない可能性があります。
この点、みんなの年金では少なくとも未出資金は返金されるため、資金を預ける際の安心感が高められています。
運用中の資金の上下が無い
みんなの年金で運用中の資金は株価のような毎日の上下はありません。

まさお
このため僕のように仕事中でも株価が気になってしまう方には合った投資だと思います。
ただし不動産の価値が劣後出資以上に下落した場合は、元本割れの可能性もある点は理解しておく必要があります。
現時点では他の不動産投資型クラウドファンディングも含めて元本割れしたファンドはゼロ件です。
みんなの年金のデメリット
次にみんなの年金で投資を行う際のデメリットについてもご紹介しておきます。
- 元本保証はない
- 利益は総合課税の対象
- 運営会社の倒産リスク
買取保証の件以外の件は他のサービスにも共通する内容のため、ご存じの方は読み飛ばして下さっても結構です。
元本保証はない
全ての投資について言えることですが、元本保証はありません。

まさお
そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろん優先/劣後出資方式によるヘッジがあるため元本割れの可能性はそこまで高くは無いとは期待しています。
ただ天災や火災で被害が出てしまった場合などは、劣後出資が大きくてもカバーしきれない可能性はありそうです。
このため元本割れリスクや利回りを定期預金などリスクの低い金融商品と天秤に掛けて検討し、リスクの不安が勝つ方にはお勧めできないサービスです。
利益は総合課税の対象
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%=20.315%
これに対して不動産投資型クラウドファンディングの利益は本業の所得と合算して総合課税の対象となります。
またこの時、合計金額が高くなるほど多く課税される累進課税の対象となるため元の稼ぎが大きい方は注意が必要です。

まさお
例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課されます。
また給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。
運営会社の倒産リスク
運営会社が倒産した場合、投資中のお金が戻らない可能性があります。

まさお
また戻ってくるとしても、想定より時間が掛かる可能性が高いことは覚悟しておいて下さい。
さらに運営会社が未上場企業のため、上場企業に比べてその不安は高いと思います。
このためこのサービスで投資をしたいと考えている方も、出来れば次の2点を心がけておいて下さい。
- 余裕資金内での投資とすること
- 他サービスと分散しておくこと
みんなの年金のその他の特徴
ここではメリット・デメリット以外の特徴をご紹介しておきます。
各種手数料について
みんなの年金では入出金以外の各種手数料は基本無料です。
- 口座開設利用料 0円
- ファンド申込手数料 0円
- ファンド運用手数料 0円
まず投資家の銀行口座から投資口座への入金に関する手数料は銀行側で支払う必要があります。
このためみんなの年金の振込口座(楽天銀行)と同行、または手数料の低いネット銀行からの入金をお勧めします。
ちなみに投資口座から出金する際にも手数料が掛かるため注意が必要です。
みんなの年金の口座開設に必要なもの
みんなの年金に口座開設するためには下記が必要です。
- メールアドレス
- 出金先銀行口座
- 本人確認書類2点
このうち本人確認書類2点は途中で画像をアップロードする必要があります。
画像は1ファイル10MB以内のJPEG,PNG,GIF,PDFファイル
本人確認書類2点
本人確認には次の「A群から2点」または「A群1点+B群1点」の画像が必要になります。
■A群
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
■B群
- 健康保険証
- 納税通知書
- 運転経歴証明書
- 公共料金の領収証書
- 住民票の写し
- 母子健康手帳
- 国民年金手帳
- 身体障害者手帳
なお健康保険証の場合は次の箇所を黒塗り(マスキング)して下さい。
- 被保険者記号および番号
- 保険者番号
- 2次元コード(QRコード)の部分(あれば)

保険証のマスキングイメージ
みんなの年金の口座開設の流れ
みんなの年金で口座開設を行う場合、本人確認を「①スマホで行う」「②その他で行う」の何れかで少し流れが変わります。
スマホで行う場合
- 会員仮登録
- スマホで本人確認
- 会員本登録
その他で行う場合
- 会員仮登録
- 会員本登録
- 本人確認書類提出
このうちスマホで本人確認を行う場合はオンラインで登録が完了します。
逆にその他の場合は本人確認はがきを受け取る必要があるため、口座開設まで多少時間が掛かります。

みんなの年金の本人確認はがき
口座開設を急ぐ必要がある場合はスマホ開設、そうでない場合はどちらの方法でも大丈夫です。