こんにちは!管理人まさおです。

そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
利回り不動産は投資金額1万円から不動産投資が可能な、不動産投資型クラウドファンディング(以下「不動産型CF」)サービスです。
また利回り不動産は6%以上の高利回りも狙える上、不動産型CFサービスではそれなりの実績もある中で過去1件の元本割れもないサービスです。

ただし当サイトではそう言った点だけを見て、デメリット面を確認せずに投資することは推奨していません。
そこで本記事では利回り不動産のサービス内容について、デメリットなども含めて徹底的に解説したいと思います。
利回り不動産のサービス基本情報
まず最初に利回り不動産の運営会社や振込先銀行など、サービス利用開始後にも役に立ちそうな情報を整理してご紹介しておきます。
運営会社 | 株式会社ワイズホールディングス |
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本社所在地 | 東京都港区虎ノ門 |
上場区分 | 未上場 |
設立日 | 2014年8月(9年超) |
代表者 | 和泉 隆弘、萩 公男 |
サービス開始 | 2021年4月12日(2年超) |
ユーザー数 | 不明 |
最低投資金額 | 1万円〜 |
デポジット口座 | あり |
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振込先銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
入金方式 | 後入金方式 |
振込手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 投資家負担 |
運用手数料 | 0円 |
中途換金 | クーリングオフのみ可 |
法人登録 | 可 |

出金先口座をGMOあおぞらネット銀行にしておくと出金時の振込手数料が無料になります。
利回り不動産の募集ファンドについて
次に利回り不動産の最新の募集ファンドのデータを集計してご紹介しておきます。
募集総額 | 30億4,612万円 |
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想定年利 | 5.00%~10.00% 平均約6.55% |
運用期間 | 6ヶ月~22ヶ月(1年10ヵ月) |
募集実績 | 49件 |
運用終了 | 33件 (元本割れ0件) |
※毎日夜間に自動更新していますが、早期償還などは手動で更新が必要なため少しタイミングがずれる可能性があります。

利回り不動産はそれなりに実績が多く元本割れは0件、そして高利回りが狙えるサービスですね。
利回り不動産の提供するサービスについて
利回り不動産は不動産特定共同事業法に基づき、ワイズホールディングス社が国土交通省から許可を得て運営している不動産型CFのサービスです。
サービスを利用する投資家は、利回り不動産によりファンド化された不動産物件に最低1万円から投資を行うことが可能です。

利回り不動産での投資イメージ
ちなみに利回り不動産では主に都内や札幌の区分マンションや沖縄の開発案件などを投資対象としたファンド募集が行われます。
また利回り不動産は不動産型CFサービスで債券や社債等より高いリターンを目指す、ミドルリスク・ミドルリターンの投資となりそうです。
利回り不動産での投資の主なメリット
ここからは利回り不動産の主なメリット面について少し掘り下げてご紹介しておきたいと思います。
優先劣後構造で投資家を保護
投資家保護のため、ほぼ全ての不動産型CFファンドに採用されている優先劣後構造が利回り不動産の全ファンドでも採用されています。

利回り不動産の「優先劣後構造」
この仕組みについて、僕がメリットと感じているところが3点あります。
- 事業者側も投資リスクを負う点
- 物件評価下落時も劣後出資分を超えない限り元本棄損しない点
- 事業者側が利益を得るために物件評価を上げる努力が必要になる点
もちろん投資なので100%元本棄損が起きない訳ではありませんが、十分な劣後出資があれば安心して投資しやすくなりますね。
マスターリースでの賃料保証
利回り不動産の賃貸用投資物件では基本的に空室対策としてマスターリース契約による賃料保証が行われます。

利回り不動産のマスターリース
これにより利回り不動産のファンドの利回りのうちインカムゲイン部分については空室が発生しても保証されやすくなります。
ワイズコインの付与と利用
利回り不動産では(毎回ではありませんが)出資金額の0.5%程度のワイズコインが付与されます。

ワイズコインについて
このワイズコインは利回り不動産出資の際に1コイン=1円で利用出来るほか、換価額は下がりますがAmazonギフト券への交換を行うことが出来ます。

いずれにしても見た目の利回り+αを狙っていけるためうまく活用していきたいですね。
運用中の資金の上下が無い
利回り不動産というより不動産型CFの一般的なメリットですが、運用中の資金は株価のように毎日上下することはありません。
このため仕事中に株価が気になって何度もスマホをチェックしてしまうような方には合っている投資サービスだと思います。
利回り不動産での投資の主なデメリット
こちらでは、利回り不動産の主なデメリット面についてご紹介しておきます。
元本や利回りは保証されない
利回り不動産に限らず投資一般に言えることですが、元本や利回りは保証されません。

そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろん優先劣後構造などによって元本棄損が起きにくいよう図られていますが、天災や急激な景気の変動による元本棄損の可能性は残ります。
2023年1月現在は、実際に元本棄損したファンドはまだありませんが、将来も発生しない保証はないことを理解して投資を行う必要があります。
運営会社が未上場企業
利回り不動産運営会社の株式会社ワイズホールディングスは不動産型CF運営会社では比較的新しめの会社で株式上場も行っていません。
このため、運営会社の経営状況の透明性を求める方にとっては投資する際に若干不安を覚えるかもしれませんね。
利益は総合課税対象の雑所得
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
これに対して不動産型CF投資で得られた利益は本業との総合課税対象の雑所得になります。
また本業と合計した所得は多くなればなるほど、累進課税により一定額を超えた部分の税率は高くなります。

例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課され、さらに住民税10%も掛かります。
このため不動産型CFなどの投資は元々の所得が多い方にとっては、やや不利な投資方法と言えるかもしれません。
ただし給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えない場合は、所得税の確定申告は不要です。
利回り不動産で投資を始めるには
利回り不動産で投資を始めるには、次の3点を用意して会員登録ページから申込む必要があります。
- メールアドレス(ログインID、連絡用)
- 銀行口座確認書類
- 本人確認書類
銀行口座確認書類には次の何れかを利用することが出来ます。
- 通帳
- ネット銀行の「銀行名/支店名(支店番号)/口座名義人/口座番号」が分かるキャプチャ画像
また利回り不動産ではオンライン(eKYC「proost」)またはハガキ郵送の何れかで本人確認が可能ですが、利用できる書類が異なります。
オンライン | ハガキ郵送 |
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※公式サイトには記載がありませんが、proostのサイトによると「特別永住者証明書」も利用できそうです。
なお会員登録には3~5営業日が必要ですがハガキ郵送の場合はさらに時間がかかる可能性が高いため、急ぎたい場合はオンラインがお薦めです。
法人口座開設の場合
法人口座を開設する場合は、上記に加えて履歴事項全部証明書が必要となります。
まとめ
利回り不動産は不動産型CFサービスの中では高めの利回りを狙うことも可能なサービスです。
もちろん投資サービスなので損をする可能性が絶対に無い訳ではありませんが、本記事でその魅力が伝わってくださればと思います。
またきちんとデメリット面もご理解頂いた上で、他の投資手法、サービスなどとのポートフォリオの1つに加えてみては如何でしょうか。
おまけ「利回り不動産の今までの主な出来事」
管理人まさおが独断と偏見に基づき、今までの利回り不動産に関連する主な出来事をまとめています。
- 2014.08株式会社ワイズホールディングス設立
- 2021.04.12利回り不動産サービス開始