こんにちは!管理人まさおです。

そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
トモタクは投資金額10万円から不動産投資が可能な、不動産投資型クラウドファンディング(以下「不動産型CF」)サービスです。
またトモタクでの不動産型CF投資はマンションを中心に比較的ベーシックな物件が多めですが賃料保証が付いている点など魅力的が多くあります。

ただし当サイトではそう言った点だけを見て、デメリット面を確認せずに投資することは推奨していません。
そこで本記事ではトモタクのサービス内容について、デメリットなども含めて徹底的に解説したいと思います。
トモタクのサービス基本情報
まず最初にトモタクの運営会社や振込先銀行など、サービス利用開始後にも役に立ちそうな情報を整理してご紹介しておきます。
運営会社 | 株式会社イーダブルジー |
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本社所在地 | 東京都港区六本木 |
上場区分 | 未上場 |
設立日 | 2009年8月(14年超) |
代表者 | 代表取締役 田中 克尚 |
サービス開始 | 2020年9月1日(3年超) |
ユーザー数 | 不明 |
最低投資金額 | 10万円〜 |
デポジット口座 | あり |
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振込先銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
入金方式 | 先入金方式 |
振込手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 一律250円(※) |
運用手数料 | 0円 |
中途換金 | クーリングオフは可 |
法人登録 | お問い合わせ欄から申込 |

※先着時は完売日から、抽選時は発表日から一週間以内、元本償還後も1回限り無料で出金可能です。
トモタクの募集ファンドについて
次にトモタクの最新の募集ファンドのデータを集計してご紹介しておきます。
募集総額 | 38億6,280万円 |
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想定年利 | 4.90%~10.00% 平均約6.60% |
運用期間 | 3ヶ月~26ヶ月(2年2ヵ月) |
募集実績 | 51件 |
運用終了 | 23件 (元本割れ0件) |
※毎日夜間に自動更新していますが、早期償還などは手動で更新が必要なため少しタイミングがずれる可能性があります。

トモタクの平均利回りは高めですが、実績はそこそこ積みあがってきているところですね。
トモタクの提供するサービスについて
トモタクは不動産特定共同事業法に基づき、株式会社イーダブルジーが国土交通省から許可を得て運営している不動産型CFのサービスです。

トモタクで募集されるファンドの例
サービスを利用する投資家は、トモタクによりファンド化された不動産物件に最低10万円から投資を行うことが可能です。
またトモタクの投資物件は東京を中心に関東圏などの区分・一棟マンションのファンド募集が行われます。
このためトモタクでの投資は不動産型CFのため債券や社債等より高いリターンを目指す、ミドルリスク・ミドルリターンの投資となっています。
トモタクでの投資の主なメリット
ここからはトモタクの主なメリット面について少し掘り下げてご紹介しておきたいと思います。
優先劣後構造で投資家を保護
投資家保護のため、ほぼ全ての不動産型CFファンドに採用されている優先劣後構造がトモタクの全ファンドでも採用されています。

トモタクの「優先劣後構造」
この仕組みについて、僕がメリットと感じているところが3点あります。
- 事業者側も投資リスクを負う点
- 物件評価下落時も劣後出資分を超えない限り元本棄損しない点
- 事業者側が利益を得るために物件評価を上げる努力が必要になる点
もちろん投資なので100%元本棄損が起きない訳ではありませんが、十分な劣後出資があれば安心して投資しやすくなりますね。
マスターリースでの賃料保証
トモタクのファンドの投資物件では基本的に空室対策としてマスターリース契約による賃料保証が行われます。

トモタクでのマスターリース契約
これによりトモタクのファンドの利回りのうちインカムゲイン部分については空室が発生しても保証されやすくなります。
信託銀行での分別管理
トモタクでは未投資資金が信託銀行で分別管理されます。

トモタクの信託銀行分別管理
このため例えトモタクが破綻しても、預託金口座(デポジット口座)に残ってる資金は巻き込まれず安全に管理が行われます。

あくまでも「未投資資金」が対象のため投資実行中の資金はこの限りではありません。
運用中の資金の上下が無い
トモタクというより不動産型CFの一般的なメリットですが、運用中の資金は株価のように毎日上下することはありません。
このため仕事中に株価が気になって何度もスマホをチェックしてしまうような方には合っている投資サービスだと思います。
トモタクでの投資の主なデメリット
こちらでは、トモタクの主なデメリット面についてご紹介しておきます。
元本や利回りは保証されない
トモタクに限らず投資一般に言えることですが、元本や利回りは保証されません。

そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろん優先劣後構造などによって元本棄損が起きにくいよう図られていますが、天災や急激な景気の変動による元本棄損の可能性は残ります。
2022年12月現在は、実際に元本棄損したファンドはまだありませんが、将来も発生しない保証はないことを理解して投資を行う必要があります。
運営会社が未上場企業
トモタク運営会社の株式会社イーダブルジーは不動産型CF運営会社では中程度の歴史のある会社ですが株式上場は行っていません。
このため、運営会社の経営状況の透明性を求める方にとっては投資する際に若干不安を覚えるかもしれませんね。
利益は総合課税対象の雑所得
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
これに対して不動産型CF投資で得られた利益は本業との総合課税対象の雑所得になります。
また本業と合計した所得は多くなればなるほど、累進課税により一定額を超えた部分の税率は高くなります。

例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課され、さらに住民税10%も掛かります。
このため不動産型CFなどの投資は元々の所得が多い方にとっては、やや不利な投資方法と言えるかもしれません。
ただし給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えない場合は、所得税の確定申告は不要です。
トモタクで投資を始めるには
トモタクで投資を始めるには、次の2点を用意して新規口座開設ページから申込む必要があります。
- メールアドレス(ログインID、連絡用)
- 本人確認書類
またトモタクの本人確認はオンラインのみ利用可能で次の何れかの書類が必要となります。
- マイナンバーカード(推奨とのこと)
- 運転免許証
- 在留カード
- 健康保険証(注意)
- 住民基本台帳カード
- 運転経歴証明書
ちなみに本人確認には数分〜最大24時が掛かりますが15時以降に申請をすると翌日まで掛かる可能性があります。
なお本人確認はオンラインの場合で1~2営業日、ハガキ郵送の場合に5~7営業日を要するため急ぎの場合はオンラインがお勧めです。
まとめ
トモタクは賃料保証により安定したインカムゲインを期待しながら投資が出来る不動産型CFサービスです。
もちろん投資サービスなので損をする可能性が絶対に無い訳ではありませんが、本記事でトモタクの魅力が伝わってくださればと思います。
またきちんとデメリット面もご理解頂いた上で、他の投資手法、サービスなどとのポートフォリオの1つに加えてみては如何でしょうか。
おまけ「トモタクの今までの主な出来事」
管理人まさおが独断と偏見に基づき、今までのトモタクに関連する主な出来事をまとめています。
- 2009.08株式会社イーダブルジー設立
- 2020.09.01トモタクサービス開始(ただし不動産小口化商品)
- 2021.11.12電子取引業務の許可を取得(不動産型CF可)