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預託金(デポジット)口座について

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預託金(デポジット)口座は投資資金を一時的にプールするためにサービス事業者側に用意される銀行口座のことです。

この口座は投資家の資金振込先や投資分配金、償還元本の置き場に利用され、そこから投資に利用したり自身の別口座に出金したり出来ます。

預託金口座を持つサービス、持たないサービス

貸付型・不動産投資型CFサービスには預託金口座を持つサービスと、持たずに投資家口座と直接入出金を行うサービスの2種類があります。

後者のサービスは口座管理の負担などの理由もありますが、基本的に用途未定の資金を預かるためには銀行業の許可も必要なのもあるようです。

このため逆に預託金口座のあるサービスでは数カ月に一回、投資家に投資意思確認を行うことでこれを回避したりしています。

預託金口座のメリット

預託金口座の無いサービスでは分配金や償還元本の投資家口座への出金時に、基本的に振込手数料が引かれます。

明確に表れない場合でも投資家の分配金と、事業者側の利益との間で差し引かれていたりします。

これに対して預託金口座があるサービスでは出金タイミングを投資家で選択できるため振込手数料もまとめて1回で済ませることが出来ます。

また出金手数料完全無料の貸付投資のFundsや、GMOあおぞらネット銀行などの同行間での振込手数料無料を利用することも可能です。

参考 Fundsのメリット・デメリット

預託金口座のデメリット

預託金口座は基本的にサービス事業者側の銀行口座のため預金利子は受け取れず、また事業者の破綻時に預入金が戻らない可能性があります。

ただし不動産投資型CFのproperty+などでは預託金を信託銀行で分別管理しており、その場合は事業者の破綻時でもその資金は返金されます。

参考 property+のメリット・デメリット

また人気サービスでは口座の資金がいつまでも投資に利用出来ず、振込手数料も掛かるので出金もしづらいジレンマに陥ることもあります。

まさお
まさお

メリット・デメリットを踏まえた上で、うまく使い分けることが大切ですね。

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