こんにちは!管理人まさおです。
新不動産投資型クラウドファンディングサービスの登場です。
今回登場したのは「SHIODOME funding」。
以前、こちらの記事で「これから不動産型CFを開始予定の会社」としてご紹介していた汐留プロパティ株式会社が始めたサービスです。
またライフフィールドファンドの記事で「(恐らく)現在サイト構築中」としていたのもここですが、ようやくサイトが正式公開されましたね。
さてという訳で前置きが長くならないよう、ここからは今回登場の「SHIODOME funding」についてご紹介していきたいと思います。
サービスの概要について
SHIODOME fundingではまだ1件もファンド公開されていないため、現時点で判明しているポイントだけご紹介しておきます。
優先劣後出資の割合が気になる
ただし各条件については組成ファンドなどにより異なる可能性があるようで、僕が特にその中で気になったは優先劣後出資構造事業者が投資家より不利な立場で投資を行うことで投資家の出資金を保護...の割合の範囲。
なんと劣後出資0%、つまり劣後出資が一切無いファンドが組成される可能性もあるようです。
劣後出資無しは任意組合型ファンドでは一般的ですが匿名組合型ファンドではほとんど見かけることはありません。
劣後出資が無いとファンドの安全性に期待出来なくなるため、これが任意組合型のことだけを指していることを祈るのみです。
なお僕の記憶の限りでは匿名組合型で劣後出資が無かったファンドはTREC FUNDINGのファンドくらいだった気がします。
買取保証付ファンドについて
不動産型CFに詳しい方はご存じだと思いますが、買取保証一定期間中に対象不動産が売却出来ない場合に一定価格での買取を約束し...は決して元本保証のことを指しません。
あくまでもある時点で事前決定の価格で買い取る約束が行われているだけでその価格が元本割れの価格の場合もあり得ます。
ただしそれ以下の価値になっても事前決定の価格で買い取ってもらえるので一定の保全効果はあります。
また買取実施前に対象物件が災害などにより大きく棄損した場合は買い取って貰えない場合もあるためお守りのように考えるのが良さそうです。
サービス運営会社について
さて、SHIODOME fundingの運営会社は東京都港区に所在する汐留プロパティ株式会社という会社でした。
設立は2017年4月ですが、元は2008年4月設立のRSM汐留パートナーズ株式会社の不動産部門として作られた会社のようです。
同グループ内には公認会計士、税理士、弁護士などが在籍し、連携したサービス提供体制が取られるようです。
またグループ内には180名(2022年11月1日現在)の社員が在籍しており、それなりに大きなグループ企業のようです。
運営会社の代表について
汐留プロパティ株式会社の代表者は「代表取締役 大原 龍」氏という方のようですがそれ以上の情報は得られませんでした。
自動情報取得の状況について
SHIODOME fundingは現段階ではファンド情報もお知らせも無いため自動情報取得は未実施です。
このため出来る限り1号ファンド募集開始前に情報をキャッチしておきたいところですが、気付くのに遅れたら申し訳ありません。