“応援を届ける” 融資型クラウドファンディング「COMMOSUS(コモサス)」で7月1日(水)11時から日本保証による保証つきの「世田谷土地活用ファンド」が募集予定です。
このファンドの募集発表、めっちゃ驚きました!
何故なら日本保証の保証付きファンドと言えば競合サービスのオルタナバンクで過去9号(旧サービス含めると12号)まで募集され、全て満額成立している人気ファンドのためです。
このため今回のCOMMOSUS(コモサス)のファンドに日本保証の保証が付いた理由は説明されていませんが、このファンドのことがとても気になりますよね。
と言う訳で、ファンドの貸付先やスキームについて調査してみましたので、本ファンドへの投資にご興味ありましたら何かご参考になればと思います。
ファンドの基本的な情報
ファンド名 | 日本保証による保証つき 世田谷区土地活用ファンド |
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運用利回り | 5.00%(年利換算) |
運用期間 | 約1年 |
担保/保証 | 保証有 |
募集金額 | 6,900万円 |
必要資金 | 1万円~ |
返済方法 | 一括返済 |
投資スケジュール
- 募集開始日2020年07月01日 11時
- 募集終了日2020年07月21日
- 運用開始日2020年07月27日↑約1年↓
- 運用終了日2021年07月30日
貸付先について
本ファンドの貸付先は株式会社AMALフラッグエステートです。
設立 | 1987年11月 |
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資本金 | 9,750万円 |
代表者 | 代表取締役社長 住吉 潤也 |
事業内容 | 高利回り収益アパート「Flags」の企画・設計・建築 不整形地を中心とした不動産買取事業 |
所在地 | 東京都港区浜松町1-27-12 RBM浜松町ビル5階 |
貸付資金の使い道と返済原資
資金使途 | 世田谷区の敷地延長宅地を購入、上物の古屋部分の解体を行い更地にした後にアパートを新築し売却予定 |
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資本金 | 約6ヶ月でアパートを開発し、売却代金により返済予定(早期償還あり) |
敷地延長宅地とは?
敷地延長宅地とは旗竿地とも呼ばれ、旗の形のようにメインの土地と道路との間に細い通路のような土地が付いている土地のこと。
またAMAL社は旗竿地の図案を会社のロゴにする程、このような土地の開発を得意にしている会社のようです。
敷地延長宅地の注意事項
旗竿地は建築基準法により建物の解体に制限がある場合がありますが、AMAL社はこのような土地の開発を得意としているため、その点については問題なさそうです(CAMPFIREに問い合わせた結果)。
また旗竿地の制限については「正直不動産5巻」(管理人の好きな漫画)や「幸せ!ボンビーガール」の森泉さんが購入された土地の話が面白いので、もしご興味あればご覧下さい。
ファンドのスキーム
本ファンドのスキーム図は次の通りです。
つまり日本保証による債務保証が付いているため、AMAL社が破綻したとしてもJASDAQ上場会社の100%子会社である日本保証が破綻しなければ元本は守られることになります。
※ただしCAMPFIRE社が破綻した場合は元本棄損の可能性もあります。
今回の投資ポイントとまとめ
今回の投資ポイントをまとめると次の3点になります。
- 日本保証による保証付き
- 利回りは5%と程よく高め
- 運用期間も約1年と長すぎず短すぎず
今回のファンドは興味をひかれた方が結構いるんじゃないでしょうか?
過去にCOMMOSUS(コモサス)で募集されたファンドは担保なし、保証はあっても個人による連帯保証程度でしたので投資に不安が大きい方も多かったと思います。
もともとCOMMOSUS(コモサス)は応援色の強いサービスなので、中の方々も投資家にどう訴求するか悩んでいたでしょうね。
その点、今回は日本保証が債務保証してくれるため安心感がだいぶ違いますね。
また今回のファンドでCOMMOSUS(コモサス)はその方向性を手探りで調整し始めたような感じもしますので、今後がまた新たに楽しみになってきましたね。
投資申込の結果
こちらのファンドに無事に10万円の申込を行うことが出来ました。