こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「TECROWD63号ファンド COLOMBO INTERNATIONAL AIRPORT HOTELS」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:6億2,490万円
- 想定利回り:10.80%(年率)
- 運用期間:約2年11ヵ月
- 劣後割合:10%
- 募集方式:先着式
また記事の見出しとしているように、投資対象は同じホテルなのに想定利回りが10.5%から10.8%への0.3ポイント上昇しています。
何か知らんけど利回りアップしててラッキー♪
と、想定利回りだけ見て投資判断する方はあまりいないとは思いますが、何故利回りが上がっているかその理由を理解されていますか?
もちろんきちんと理解されている方も多いとは思いますが、念のためその理由をご紹介したいと思います。
62号に対して63号の利回りが上がった理由
今回、利回りが上がった理由は公式サイトでも一枚の図ではありますが下記のような説明があります。
この図のミソは図の下のインカムゲインとキャピタルゲインの割合部分が10.5%になっている点と、35ヶ月トータルとなっている点です。
ここが62号ファンドでは図中に明記はありませんが、運用期間的に35ヶ月ではなく36ヶ月である点が今回10.8%にアップした理由ですね。
もう少し言うと62号と63号で合計分配金額は同じだけど運用期間が短い分、年利換算でアップという事です。
これを計算式に直すと「10.5%÷35ヶ月×36ヶ月≒10.8%」となります。
なお投資対象ホテルは同じ(フロアは別)ため天災などが無ければこの1ヵ月の差によるリスクの違いはほとんど無いものと思われます。
このため想定利回りはアップしたように見えますが、貰える分配金は同じですし、そこで投資判断を良くすることはお薦めしません。
なお余談ですが、運用期間を月数単位ではなく日数単位で計算すると約10.796%になります。
今回の投資対象不動産について
なお今回の投資対象不動産についてはフロアは異なっていますが、それ以外は同じため前回の記事をご参考頂ければと思います。
また偶然にもこの記事を書いた後日に利用した飲食店の店主さんがバンダラナイケ国際空港でトランジットする話を伺いました。
そしてそのトランジット先はドバイとのこと。
そう聞くと今回のホテルはモルディブ行き以外の旅行者以外にも需要があるのかもしれませんね。