こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「Tetra Finance 事業ファンド#1」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億円
- 想定利回り:7.00%(年率)
- 運用期間:約11ヵ月
- 保全方法:担保・保証あり
- 募集方式:先着式
またTRIAD社が今回の連帯保証を行うのはTetra社とアライアンスパートナー(業務提携、相互協力)の関係にあるためのようですね。
貸付の連帯保証の内容について
さて、貸付型CFサービスでは時々「代表者による連帯保証」、つまり会社の借り入れに対する代表者個人による連帯保証が付く場合があります。
もちろんこれは代表者の責任感、覚悟を示す程度の意味はありますが、個人では負債を負いきれず自己破産される可能性も高そうですよね。
その点、今回は法人(TRIAD社)による連帯保証が行われるため、個人レベルよりはグッと信頼感が上がりそうに感じられます。
もちろん何度も言いますが、投資に絶対はありませんけどね。
なお今回の貸付においてCOMMOSUSはTRIAD社を「事業状況や現預金残高、資産状況を鑑み、一定の保証能力を有する」と評価しているとのこと。
ただしCOMMOSUSとTRIAD社には一定の貸付、株保有関係があるため、その分は差し引いて受け止めておいた方が良さそうですね。
貸付の担保の内容について
まず前提としてTetra Finance社は2014年設立の金融事業者で、今回の貸付の前に不動産事業者に対して融資を行っています。
またその貸付の際に、東急東横線「代官山駅」から徒歩4分にある区分所有2物件を共同担保として抵当権設定しているようです。
そして今回のファンドではその抵当権に対して転抵当権を設定する、という形になっています。
ちなみにその際の、今回のファンドでの LTVLTV(Loan to Value)とは担保評価額に対する貸付金額の割合で、貸付の安全性... は約88.8%となっています。
この数字は同じ貸付型CFのOwnersBook(オーナーズブック)の上限80%、AGクラウドファンディングの上限85%を上回る形になっています。
このため数字上で単純比較すれば両サービスの不動産担保ローンファンドよりも今回のファンドの方がややリスク高めと言えそうですね。
なお地価公示・地価調査サイトで確認したところ、代官山周辺の物件の地価は上昇傾向にあり、前年比104~105%程度となっているようです。
ただし駅間近のアパレル路面店などは周辺環境の変化による苦戦で撤退しているお店も増えているようですね。
たまたま昨日、代官山を歩いた限りではまだまだ人出も多く一部に限られる話だとは思いますが、多少念頭に置いても良さそうですね。
こういったリスクも含め、利回り7%、運用期間11ヵ月、そしてTRIAD連帯保証など総合的な判断が大切ですね。