こんにちは!管理人まさおです。
そのファンドとは貸付型CFのCOMMOSUS(コモサス)で3月28日(木)13時から募集予定の「関東近郊物流インフラファンドⅠ」のことです。
- 募集金額:10億円
- 想定利回り:11.00%(年率)
- 運用期間:約1年4ヵ月
- 保全方法:担保・保証あり
- 募集方式:先着式
また今回の直接の貸付先はTRIAD社のアライアンスパートナーの株式会社Tetra Financeとなっていますが、TRIADも絡んでいるとのこと。
ちなみにアライアンスパートナーとは「複数の企業が同じ目標に向かって協力し合う関係」のことを指すようです。
また本プロジェクトでTRIAD社は主体的な立場として関わっているとのこと。
このためTRIADが好きな方は公式サイトで詳細な内容をチェックされてみては如何でしょうか。
なお本記事は昨日こちらの記事でご紹介していた長くなり過ぎた記事の元バージョンです。
「正直不動産よ、永遠に」との類似点
「正直不動産よ、永遠に」は主人公の永瀬が勤める登坂不動産が多数の地権者からなる土地をまとめて倉庫用地として売却するストーリーでした。
また土地の多くはもともと農地として利用されており、これを農地以外の用途とするために「農地転用」の許可を得ているお話でしたよね。
これに対して今回のファンドも100名弱の地権者と調整を行い、農地転用などを経て物流(倉庫)用地として売却を目指す流れとのこと。
もちろん細部は異なるとは思いますがストーリー的には近く、放送からのタイミングも近いため面白いですよね。
ちなみに本ファンドではドラマのような邪魔者の話は表現されていませんが、全地権者と売買契約締結済で自治体も後押ししているとのこと。
もちろん今回のファンドは想定利回りが11%と高く、それは逆に言えば高いリスクの裏返しでもある可能性があります。
ただ「正直不動産よ、永遠に」のように土地売却の裏には多数の人間の努力が関わっているのだと想像すると投資の楽しみも増しそうですね。
保証部分は無い物と考えること
今回のファンドの担保と保証は次のような内容となっています。
- 担保:手付金返還請求権への抵当権
- 保証:個人による連帯保証
また今回の募集金額の10億円はわずかな超大金持ちでも無い限り全額返済できる余力は考えづらいため、無い物と考えて置くのが良さそうです。
もちろんある程度の余力はあるのだとは思いますが。
ちなみに今回の担保「手付金返還請求権への抵当権」は10億円分を超えるとのことなのでこちらはある程度期待しておいても良さそうですね。
ただし今回のファンドはプロジェクト最大で40億円まで調達予定とのこと(COMMOSUSだけでかは不明)。
このため、そこまで含めて担保の内容がどうなのか、あるいは別途担保設定があるのかなどは不明な点にはご注意下さい。