こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「京都市南区 ホテルプロジェクト (ウィローホールディングス#1)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:2億5,000万円
- 想定利回り:8.00%(年率)
- 運用期間:約1年1ヵ月
- 保全方法:担保・保証あり
- 募集方式:先着式
そのファンドは想定利回り11%の高利回りが即日完売の理由の1つでしたが、こちらも8%と中々の高利回りのため人気化しそうですね。
むしろ10億円ファンドに応募した方が、さらに分散投資先としてこちらにも投資する展開もあるかもしれませんね。
今回の貸付先について実は
今回のファンドの貸付先は大阪府大阪市中央区に所在する「株式会社ウィローホールディングス」という不動産会社のようです。
また同社の社名で検索するとすぐに出てきますが、同社は同じ貸付型CFのオルタナバンクでも借入および返済実績があるようでした。
両ファンドとも今年9月に返済予定だったようですが、早期に運用終了となったようですね。
また同社の借り入れについてはオルタナバンクで他にもあるかもしれませんし別途、銀行などからの借り入れもあるかもしれません。
このためあくまでも上記は「返済実績もあるんだな~」くらいの気持ちで参考程度に捉えて頂くのが良いのではないかと思います。
なお、オルタナバンクのファンド詳細ページではウィローHD社の財務状況も公開されていますので、そちらも合わせてご参考下さい。
今回の貸付の担保とLTVについて
今回の貸付には京都市南区にあるホテルに対して第一順位の根抵当権が設定されます。
またその LTVLTV(Loan to Value)とは担保評価額に対する貸付金額の割合で、貸付の安全性... は約78.1%で各サービスの基準上限(AGCF:85%、OwnersBook(オーナーズブック):80%)を下回る標準的な設定となっています。
このため本ファンドはある程度LTVにも期待出来そうで、利回りも良いため検討されてみては如何でしょうか。
と言いながら、実はここまでご紹介した情報の中に1点だけ安心しづらいポイントがあるのに気づきましたでしょうか?
安心しづらいポイントも調査
それは抵当権の前に「根」がついていることですね。
根抵当権は普通の抵当権と異なり、極度額(最大限度額)の範囲内で何度も融資、返済を繰り返すことの出来る抵当権です。
つまり極度額の範囲内で今回のファンドの募集金額にプラスして融資が行われて実質的なLTVが上がってしまう懸念も残ります。
このためこの点についてCOMMOSUS側に確認したところ「極度額は余っているがこれ以上の融資は無くLTVも上がらない」と回答を頂きました。
このように細かく気になり、ファンド内容に影響があるポイントは発見次第今後も徹底調査、確認を行っていきます。
その結果をこのブログで共有することで、ご利用頂いている方に出来る限りプラスになる情報を提供出来ればなと思います。
※ただし投資責任は負いかねますので、その点についてはご容赦願います。