こんにちは!管理人まさおです。
今回、募集を開始した「中央区 銀座一丁目 プロジェクト (TRIAD FUND 8号)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:2億3,000万円
- 想定利回り:6.50%(年率)
- 運用期間:約1年
- 保全方法:担保あり・保証あり
- 募集方式:先着式
ただし実際には「TRIAD FUND」の前に「COZUCHI FUND」も#4まで募集されており、公式サイトでも次のような説明がありました。
TRIAD社はCOMMOSUSを通じて累計36億9,000万円(合計9回)資金調達~うち20億4,000万円が返済~現在のファンド運用残高は16億5,000万円(5ファンド)~
ここで数字を見ていてふと疑問が。
「あれ?TRIAD FUNDで前回までに7号、COZUCHI FUNDで4号まであったのに何だかおかしいぞ?」
合計すると11回のはずが9回…この疑問を解消するため、念のためこの数字について確認していますのでその結果をご紹介したいと思います。
数字の不一致の調査結果について
TRIAD FUNDは過去7号、COZUCHI FUNDも4号までありますが、まずここで疑うべきはCOZUCHI FUNDの方ですね。
COZUCHI FUNDの名前で貸付先がTRIAD社でない可能性はあってもTRIAD FUNDでその可能性は低そうですからね。
そこでCOZUCHI FUNDを1号から確認し始めたところ早速、#1ファンドは貸付先がTRIADではなく「Gryphon2合同会社」となっていました。
恐らくTRIAD社が設立させた特別目的会社投資スキームに特別目的会社(SPC)を組み込むことで運営会社の倒産から...だとは思いますが、直接的な貸付先ではないため合計から除外されているんでしょうね。
そして次に#2ファンドの確認をしようと公式サイトをチェックしてみると・・・なんと、あったはずのページが無くなっていました。
これは案件不成立またはキャンセルとなったパターンですね。
そこで過去メールを探してみたところ、募集開始前(2022年12月20日)に案件募集中止のメールが来ていたことが確認出来ました。
このため、ここまでで残った案件数はTRIAD+COZUCHI FUNDで9ファンドと公式サイトの説明に合いました。
また残ったファンドの累計貸付金額は36億9,000万円、返済済金額も20億4,000万と一致することが確認出来ました。
これで疑問に思った個所はクリア出来たことが確認できました。
今回のファンドはやや苦戦中?
さて、今回のファンドの応募状況ですが本日17時現在で募集金額の62%程度とやや苦戦しているようです。
これはやはりTRIAD FUNDシリーズの中でも想定利回りが6.5%と最低となったことが影響しているのかもしれませんね。
また募集金額もここ最近の#5ファンド、#6ファンド、#7ファンドよりも大きめになっている点も関係あるかもしれませんね。
先ほど確認した返済状況などを考えると個人的にはそこまで悪くは無さそうには感じています。
とは言え投資に絶対はありませんからね。
想定利回りの高さを求めるも良し、安定性を求めるも良いし、運用期間を気にするのも良いしで理想の投資先を探していきたいですね。