こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「首都圏近郊物流用地プロジェクトファンド(COZUCHI FUND3号)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:10億円
- 予定利回り:8.0%(年率)
- 運用期間:約11ヵ月
- 保全方法:個人による連帯保証あり
- 募集方式:先着式
TRIAD社…と言われてピンとこない方もいるかもしれませんが、LAETOLI社がCOZUCHIで募集した資金で不動産開発など実質的な運用を行っている会社ですね。
このため今回のファンドは人気化する可能性もありそうですが、募集金額が10億円と高額なのが気になるところ。
そこで今回はCOMMOSUSの過去のファンド募集状況などのデータを元に満額集まりそうか考えてみましたのでご参考になればと思います。
今回のファンドは満額達成可能か?
今回のファンドの募集金額10億円は実は!という程でもありませんが、COMMOSUS史上最高募集額となっています。
また次点はCOZUCHI協業ファンド第一弾の3.6億円、過去58回の合計募集金額も約31億円程度のため満額達成は正直、未知数だと感じています。
もちろん次のような点が下支えになって資金が集まる可能性は大いにあります。
- 予定利回り8.0%(年率)
- COZUCHI運用実体のTRIAD社への貸付
- 需要の高さが見込めそうな首都圏近郊の物流用地での資金需要
- 売却先候補が数社あり、ある程度EXITの可能性も見えている点
ただCOMMOSUSの過去の募集状況を元に考えると、その資金調達力(ユーザー数など)から満額は厳しいかもしれないな…とも感じています。
満額達成出来ない場合はどうなる?
ちなみに今回のファンドの最低成立金額は1万円のため1人でも投資応募および入金が完了した時点でファンド自体は成立します。
では満額達成しない場合に残りの資金はどうなるかと言うと、ファンド説明文の次の箇所から推測することが出来ます。
本プロジェクトとしての必要資金は約30億円であり(略)一時的にTRIAD社グループの自己資金によって支払いが完了しており、本ファンドで資金を調達する意図としては(略)TRIAD社の自己資金の効率性によるものです。
つまり事業に必要な資金はすでにTRIAD社が支払済で、今回はこのうち3分の1に当たる10億円を振り替え目的で募集する形のファンドですね。
このため満額達成出来ない場合はTRIAD社が追加投資など行う訳では無く、単に30億円から振り替えられる金額が減るだけでしょうか。
またその場合は「TRIAD社の自己資金の効率性」が上がらず、COZUCHIで募集されるファンドのペースが落ちるなどあるかもしれませんね。
あくまでも僕の推測の範囲ですが、そう考えると出来る限り満額に近い金額まで集まってくれると良いですね。