こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「TECROWD59号ファンド Ambassador Residence」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:5,550万円
- 想定利回り:8.00%(年率)
- 運用期間:約2年
- 劣後割合:約10%
- 募集方式:先着式
と言っても比較的最近の50号や57号ファンドも同じモンゴルの高級レジデンス「Ambassador Residence」が投資対象でしたよね。
ただこの3案件とも2年前のファンドの引継ぎ系ですが、何故か今回だけ募集金額が8,050万円⇒5,550万円と大幅に下がってるんですね。
このため今回はその理由と、その影響についてご紹介したいと思います。
募集金額が下がっている理由
端的に言うと、26号ファンドと今回とでは投資対象の部屋数が異なってるのが原因です。
26号 | 今回 | |
---|---|---|
501区画 106.35㎡ | ○ | ○ |
601区画 106.41㎡ | ○ | |
801区画 106.41㎡ | ○ | |
1401区画144.35㎡ | ○ | ○ |
1601区画144.35㎡ | ○ | ○ |
ただ26号のファンドの募集金額から部屋数比率換算で4,830万円、部屋の面積比率換算で約5,232万円とまだ今回と若干の差があります。
では残りの部分は何かというと残った2室が高層階のため、その評価額から今回の募集金額が5,550万円となっている感じなんでしょうね。
具体的な評価額が不明なため不確実ですが、面積比率換算から大きな乖離では無いため納得出来る範囲でしょうか。
なお26号も今回も劣後出資割合についても大きな乖離はありません。
減った部屋と残った部屋の違い
僕が探した限りでは今回のファンド説明に部屋数が減った具体的な理由は見つけられませんでした。
ただ恐らくですが今回減った部屋は保有を続けるよりも売却した方が有利と判断可能な条件で売却されたのではないかと想像しています。
逆に残った部屋はこのままTECROWD側やグループ内で保有を続けて賃料収入を獲得し続けた方が有利と判断されたのではないでしょうか。
あくまでも僕の憶測ですけどね。
なお本物件にはTECROWD運営会社の長年のパートナーシップ関係にあるグループ内企業によるマスターリース契約不動産会社による物件の一括借上げ。オーナーは入居状況に関わらず全室...が設定されます。
またTECROWDでは全案件「円建て」での金銭授受による為替リスクのヘッジが行われます(リスクがゼロになる訳ではありません)。
投資の際はこういった優位な点や、各リスク面も踏まえて投資判断されることをお薦めします。
次回案件もチラ見せ中
なお今月下旬には「TECROWD60号ファンド アメリカデータセンター」の募集が行われる予定となっているようです。
またTECROWDの米国データセンター案件と言えば「TECROWD55号ファンド Texas Energy Park」を思い出す方もいるかもしれません。
ただ今回のファンドはテキサス州ではなくワイオミング州の物件のようです。
このためすでに55号ファンドなどに投資された方も、一定の分散投資効果を狙った投資が出来そうですね。