こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「利回り不動産47号ファンド(世田谷上馬区分バルクPJ)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億2,870万円
- 想定利回り:5.50%(年率)
- 運用期間:約1年
- 劣後割合:10%
- 募集方式:先着式
バルク(BULK)とは「大きさ」や「容量」を指す言葉ですが、他に「一括する」「まとめる」といった使われ方をすることもあります。
つまり今回のファンドには複数の不動産がまとめられていることを意味しており、1ファンドへの投資で分割投資を行うことが可能となっています。
ただし今回のファンドのバルクは過去募集されたファンドとは若干様子が異なっている部分もあるようです。
このため本記事ではその違いの部分について簡単にご説明しておきたいと思います。
利回り不動産の過去のバルク案件との違い
利回り不動産では過去に3回、バルク案件の募集が行われてきました。
このうち28号は都内の中野区、世田谷区、杉並区など、30号と35号はそれぞれは埼玉県、札幌市の複数のマンションのバルク案件でした。
これに対して今回のファンドは同じマンション内の総戸数20戸のうち11戸のバルク。
このため地域、マンションの分散効果は得られないタイプのバルクということですね。
ただしもちろん退去者リスクは11戸に分散されるため、その意味での分散効果は残ります。
とは言え利回り不動産では「満室保障を利用した空室リスク回避」が行われるため、そこまで気にしなくても良いかもしれませんけどね。
今回の投資対象不動産について
なお今回の区分11戸が所在するのは、東京都世田谷区上馬に所在する「マツグママンション」です。
竣工 | 1983年5月(築41年) |
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構造 | 鉄筋コンクリート造陸屋根 |
階数 | 4階建て |
戸数 | 20戸 |
アクセス | 東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩9分など |
またSUUMOなど複数の賃貸サイトで確認したところ、同マンションでは現在、1ないし2戸の募集が行われているようでした。
もちろん空室でも募集されない場合も考えられるため正確ではありませんが、9割程度は埋まっているということでしょうか?
今回はインカム型のファンドですが、満室保証があっても空室はキャピタルゲイン(売却価格)に影響しますからね。
そしてもちろん、インカム型でも最終的には物件の売却は発生するため、こういった情報も調べておくことに越したことは無さそうですね。