maneoマーケット株式会社から「株式会社Crowd Leaseに対する破産申立へのご参加について」の連絡を受け取りました。
「破産」の2文字に衝撃を受けますが、全く動きが無い今までの状況よりはマシと考えるしかありませんね・・・。
少し自分の考えを整理するためもあり、管理人の投資状況や今回の申し立てについての注意点をご紹介します。
管理人の投資状況
管理人はクラウドリースで46万円を投資していました。
もちろん余裕資金内で投資しているため生活が困る状況ではありませんが、全額デフォルトしたら流石に痛い金額です・・・。
クラウドリースの対応から考えられる状況
クラウドリースはmaneoマーケットの要求する資料開示も回収委託に関する回答も行っていない状況とのことです。
債務者への回収活動を継続していれば対応出来るはずですが、それが出来ていないということは・・・
- 貸付実態が存在しなかった(詐欺)
- 返済金を使い込んでしまった(横領)
あまり考えたくはありませんが、こういった状況も考えておいた方が良さそうです。
もしそうなら全額デフォルトの可能性もありそうですが・・・。
申立てにあたっての注意点
参加費は掛かるの?
参加費は無料です(郵便代などは除く)。
必要書類提出に関する注意
各種書類を弁護士に提出する際は郵便紛失事故防止のため、特定記録郵便で郵送するようにと説明されていますので、気を付けましょう。
なお特定記録郵便を利用する場合は基本料金・運賃に加えて160円が必要です。
参考 特定記録 – 日本郵便
破産申し立てに参加しないとどうなる?
さて本記事のタイトルへの回答ですが、対象となる投資家向けに公開された「想定されるご質問と回答.pdf」に次のように記載されています。
(2)参加のご検討にあたって
⑩破産申立てを行わない場合、行った方よりも受け取る配当が減るのでしょうか。
破産申立てを行うかどうかは配当の額とは関係ありません。破産申立てを行ったか否かにかかわらず、破産手続において債権者は原則として平等に取り扱われることになります。
したがいまして、破産申立ての依頼に際しましては、本件の趣旨などをご理解、ご納得のうえ、お申込みください。
つまり破産申立てに参加してもしなくても受け取ることの出来る配当は投資金額に応じて平等に分配されるということです。
ただし数多くの申立てが集まった方が裁判所も投資家側に有利に判断しやすくなる可能性もあります。
私自身は46万円は痛い金額ですし、ある意味、自分の人生に中々無い機会と前向き?に考えて申立てに参加する予定です。
危ない業者を避けるために
ソーシャルレンディング投資では個別ファンドのリスクよりもサービス運営会社自体のリスクの方を重視する必要があることを改めて感じます。
今回のクラウドリースのような不誠実なサービスを避けるためには、出来る限り素性の知れたサービスを重視して投資していく必要があります。
まずはこの辺りの条件を重視、あとはこのサイトや他のサイトの情報を活用して情報収集して行くのが良いかなと思います。