不動産特化型ソーシャルレンディングサービス「OwnersBook」(オーナーズブック)を運営するロードスターキャピタル社(東証マザーズ上場)から、子会社「ロードスターインベストメンツ株式会社」の設立の発表がありました。
ロードスターインベストメンツ株式会社の概要
会社名 | ロードスターインベストメンツ株式会社 (Loadstar Investments K.K.) |
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所在地 | 東京都中央区銀座1丁目10番6号 ※ロードスターキャピタルと同じですね。 |
代表者 | 代表取締役社長 貝塚浩康 (ロードスターキャピタル株式会社 取締役) |
事業内容 | クラウドファンディング事業、アセットマネジメント事業 |
資本金 | 5百万円 |
設立年月日 | 2019年8月30日(予定) |
出資比率 | ロードスターキャピタル 100% |
決算期 | 12月 |
貝塚さん!以前、OwnersBookの投資家懇親会で名刺を頂戴していました。何だかちょっと嬉しいです。
クラウドファンディング事業について
ロードスターのクラウドファンディング事業と言えばやはりOwnersBookのことでしょう。
恐らくクラウドファンディング事業のOwnersBookをロードスターキャピタル本体から別会社として切り離すことで、相互に足元を軽くして成長スピードを上げようという目論見ではないでしょうか。
そう考えると、OwnersBookには次の2つのことを期待したいですね!
エクイティ型ファンドの再開
エクイティ型ファンドとは、通常のソーシャルレンディングでの貸付(シニアローン・メザニンローンの部分)とは異なり、対象不動産に出資する形のファンドで、少しハイリスクハイリターン型の投資となります。
OwnersBookでは昨年8月に募集が行われて人気を集めましたが、エクイティ型ファンドの募集が行われたのは結局この1回のみ。多くの投資家が再開を待ち望んでいる状況です。
ちなみにロードスターキャピタルの岩野社長自身もこのファンドに投資を行っています。
海外不動産ファンドの開始
ロードスターキャピタルは今年の6月27日に、米国不動産クラウドファンディングの先駆的企業のFundrise社(本社:アメリカ合衆国 ワシントンD.C)との業務提携を発表しました。
また、この業務提携によって「OwnersBook投資家の皆様に世界の優良不動産への少額投資の機会をご提供することを目指す」と宣言していますので、こちらも早期の開始が期待されています。
アセットマネジメント事業について
こちらも今年の7月1日にロードスターキャピタルより発表がありましたが、その内容は機関投資家が出資するSPCが所有する不動産の管理代行業務のため、一般の投資家には関係無い事業のようです。
まとめ
OwnersBookは私自身、最も投資取引を行っているサービスです。
このため今回の子会社化によってOwnersBookのサービスが成長し、より安定して投資が出来るようになるのでは!と歓迎しています。
また、16日(金)10時まで募集されていた「中野区新築マンション第3号ファンド第1回」ファンドから抽選方式による申込も開始しました。
今までの先着順方式の申込だけの場合に比べて、全ての投資家が平等に投資するチャンスがやって来ましたので、今後はより多くの方が満足できるサービスになって行くことでしょう。
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