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新不動産投資型CFサービス「TREC FUNDING」登場!既存サービスと異なる特徴とは?

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不動産投資型クラウドファンディングサービス「TREC FUNDING」が2020年3月会員登録受付開始としてサイトを公開しました。

想定利回りなどは未公開ですが、公開されているスキームに既存の不動産型CFと異なる特徴が見られましたのでご紹介します。

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TREC FUNDINGについて

TREC FUNDINGは東証一部上場のトーセイ株式会社が運営します。

運営会社 トーセイ株式会社
資本金 65億7,984万4,000円
サービス開始 2020年3月予定(比較

既存サービスとの違い

出資先がSPC(特定事業者)

TREC FUNDINGでは投資対象不動産を保有し、事業を行う主体が不動産特定共同事業者ではなくSPC(特定事業者)となります。

用語 SPC(特定目的会社)

ソーシャルレンディングでは、SPCは貸付先の倒産影響が親会社に影響しないために利用(倒産隔離)されることが多いようです。

逆にTREC FUNDINGでは、親会社の倒産リスクが投資に影響しないことを目的としての利用となるようです。

募集ファンドの種類

TREC FUNDINGでは次の2種類のファンドが募集される予定です。

  • 優先/劣後出資構造が有るファンド(優先/劣後型)
  • 優先/劣後出資構造の無いファンド(エクイティ型)

用語 優先/劣後出資方式

前者では他のサービスと同様、投資対象不動産で売却損が発生しても劣後出資割合の範囲まで運営会社が損失負担してくれます。

これに対して後者のエクイティ型では運営会社の損失負担が無い代わり、投資家は投資対象不動産の売却益を受け取るチャンスを得られます。

エクイティ型の売却益発生時のイメージ
各タイプの簡単なまとめ
売却結果 優先/劣後型 エクイティ型
売却損発生 運営会社が劣後出資割合の範囲まで負担 全損失を投資家が割合に応じて負担
売却益発生 運営会社が利益総取り 全利益を投資家が割合に応じて受益

要するにエクイティ型は優先/劣後型よりもハイリスク・ハイリターンの投資となることを理解しておけば良さそうです。

その他の主な特徴

首都圏エリア特化

元々トーセイ株式会社は一貫して首都圏を事業エリアとし、その特性を把握した上で不動産の規模、用途など豊富な経験を積み重ね、目利力を培っているとのことです。

自然災害などのリスクを考慮すると欠点ともなり得ますが、それを除けば安定した分配や売却益が期待できそうですね。

まとめ

  • 東証一部上場企業が運営
  • 優先/劣後出資方式ファンドと別に、運営会社の劣後負担の無いエクイティ型ファンドも有り
  • SPCにより親会社の倒産影響から隔離
  • 投資先は首都圏に特化

TREC FUNDINGは後発サービスとなりますが運営会社の信頼性も高く、また投資内容についても面白いサービスとなりそうです。

TREC FUNDING

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