トラストレンディング(エーアイトラスト)は死にました

ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)を営むためには基本的に、ファンド募集のための「第二種金融商品取引業」、募集資金を融資先に貸し付けるための「貸金業」の登録が必要となります。

ところが、このトラストレンディングは今年3月8日の行政処分により「第二種金融商品取引業」の登録を失い、またこの8月16日に自ら「業務効率化のための施策」として貸金業登録の廃業届を出したことにより両方の登録を失ってしまいました。

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トラストレンディング(エーアイトラスト)は死にました

今回の対応によってトラストレンディングは過去に投資家から集めた上で融資先に貸し付けた資金を回収するためだけの、中身も発展性も無い死に体のゾンビ企業として細々と生を繋げるだけの企業と成り果てました(ゾンビなのに生というのは変ですが)。

貸金業登録の廃止届を出した理由

トラストレンディングの説明によると今回、貸金業登録の廃業届を出した理由は「新たな貸付の計画がなく、貸金業者としての業務内容が限定的となっている現状を踏まえて、登録を受けていること及び協会会員であることよって生じる業務や費用面の負担軽減を図るため」とあります。

確かにトラストレンディングとして考えれば「第二種金融商品取引業」の取り消しを受けた時点で融資先への貸付資金を得られないため、貸金業免許に関わる費用を軽減することには納得です。

東京都知事(4)第31185号

まさお
まさお

なーんて言うと思ったか。

これだけで納得するのはおかしな話で、そもそもトラストレンディングが利用していた貸金業の登録番号は「東京都知事(4)第31185号」でした。

この(4)の部分は更新期限3年を3回経過して4回目の更新期限中・・・つまり少なくとも9年は貸金業を営んできたことを示しており、4年程前にサービスを開始したトラストレンディング以前から、運営会社のエーアイトラストが貸金業を営んできた実体があるはずです。

つまり例えトラストレンディングから資金を充当できなくなったとしても、元のエーアイトラストとして融資先に貸し付けてきた資金がある程度はあるはずなのですが、貸金業登録を廃止するという事はほとんど資金が残っていないか、あっても今後のために充当する気が無い、と理解することもできますね。

元の資金はどこに行ったのでしょうか・・・。

現在のエーアイトラスト(トラストレンディング)の所在

現在、エーアイトラスト(トラストレンディング)が所在しているのは「東京都港区芝浦4-12-39 ロジックビル3F」となります。

ただ、この情報を調べるためにエーアイトラストの会社概要ページを見に行くと社長の代表者名や住所などの情報が画像化されており、意識してかしないか検索エンジンに捉えにくくなっているようでしたので、お節介とは思いますがここに記録を残しておきます。

商号エーアイトラスト株式会社(英文:Ai Trust Co.,Ltd)
所在地東京都港区芝浦4-12-39 ロジックビル3F
代表者代表取締役 松本 卓也
設立平成17年6月
資本金100,000,000円
事業内容
  • 金融コンサルティング業務
  • M&Aアドバイザリー業務
  • ファイナンシャルアドバイザリー業務
  • 企業再生支援事業
  • 金融関連ソフトウェア事業
  • 金融事務受託事業
電話03-6271-9080(代表)

ですが、恐らくこの住所の場所に行っても大して事情を知らない人がいるだけ・・・なんでしょうね。

やはりこういう事が続くと応援したい気持ちも無い訳ではありませんが、中小企業系のサービスでの投資は少な目に、出来ればSBIソーシャルレンディングOwnersBook、あるいは最近人気を集めているクラウドバンク辺りで多目に投資しておけば、少し安心して投資をできるようになるんでしょうかね。。

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