こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「TECROWD73号ファンド 宮城県角田市 系統用蓄電池発電所」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:14億2,390万円
- 想定利回り:12.00%(年率)
- 運用期間:約2年
- 劣後割合:5%
- 募集方式:先着式
「系統用蓄電池発電所」って何よ?
実は僕も今回初めて聞いた言葉でした。
という訳でTECROWD曰く「電力系統(発電所や送配電網などの電力供給用ネットワーク)に直接接続する大規模蓄電システム」とのこと。
例えば「太陽光発電所などが日中発電した電力を受電、蓄電しておき夜間に電力ネットワークに放電」させたり出来るようです。
また真夏、真冬の電力ひっ迫時や災害時の緊急電力供給などにも利用されるようで、災害などの多い日本では結構重要な施設のようですね。
ちなみにこの仕組みは「蓄電所」で良い気もしますが、電気事業法により受発電容量が10MW以上の場合に発電所(蓄電池発電所)と呼ぶんだとか。
何だか面白そうだし勉強になりましたが、この知識をいつかどこかで使う機会なんてあるのかな笑
系統用蓄電池発電所の需要について
さて、今回のファンドはあくまでも系統用蓄電池発電所開発のための「用地」を造成してから売却することを目的としています。
またその中で買主と条件交渉して売却となりますが、TECROWDが言うには「既に引き合いも寄せられて」いるとのことです。
このためファンド成功への期待を高く持ちたいところですが、念のため本件の需要を確認すべく関連しそうな記事を探してみました。
ちなみに今回、関連記事を探した際のキーワードは物件所在地などの「東北」「宮城」「系統用蓄電池発電所」など。
そして例えば見つけられた記事はこちら。
似た記事を省略しましたがそれでもまだまだ出てきそうだったのでひとまず5件で打ち切り。
それでも東北電力やTESLA、関電エネ社など大手あるいはそのグループ企業も結構参入しているようですね。
ただ傾向として仙台市の設置が多いようですが、今回の物件の用地は「宮城県角田市」と仙台市からやや離れている点には留意が必要そうです。
とは言え恐らく仙台市では大規模蓄電池発電所の設置が難しいから、今回は少し離れた角田市で用地開発を進めているのかもしれませんね。
あと仙台市にしろ角田市にしろ蓄電施設が多いのは、もしかすると過去の大震災時の経験などもあるのかもしれませんね。
そう考えると多少なりとも将来の防災などの役に立ちうる投資になるのかも、なんてことも考えてしまいました。
もちろんこれは僕が個人で感じた話なので、皆さんの投資判断には関係ありませんけどね。