こんにちは!管理人まさおです。
今回のファンドは皆さんご存じだと思いますが、先日募集された同ファンドの追加募集です。
事前に完売しない可能性も予想していましたが、残念ながら最終結果は募集金額15億円の50%に及ばずという感じになってしまいましたね。
COZUCHIでこの応募率の低さは珍しいため本記事ではその原因について少し考えてみました。
またこの状況の結果、現在の劣後出資割合がどうなったか、そしてその起死回生の一手についてご紹介できればと思います。
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虎ノ門ファンドが完売しなかった原因は?
完売しなかった原因の1つは事前予想でも書いていましたが、想定利回りが4.0%と最近のCOZUCHIにしては低く見えてしまったこと。
他サービスと比べて決して見劣りはありませんが、10%など高利回りに見慣れてしまった方も多いのだと思います。
ただアップサイド配当元々の想定利回りに加えて追加で貰える配当のこと。 貸付型・不動産投資...で当初の予想以上の利益が得られる可能性もありますし、次回の優遇も考えるともっと人気あっても良い気もしますけどね。
またもう1つ原因として募集開始時に「新宿区〈曙橋〉事業用地」ファンドの募集もあり抽選確定まで申込みを控えた方がいたのもありそうです。
その影響で虎ノ門ファンドが不人気ファンドに見えてしまった可能性もありそうですよね。
ここは恐らく次回以降に対策が打たれ、重めのファンド募集がある時の同時募集は避けられることになりそうですね。
現在の劣後出資割合は?
さて今回の虎ノ門ファンドでは募集金額の不足分をTRIAD社が劣後出資で埋める予定でしたよね。
また募集金額15億円、劣後出資割合は11.8%の予定だったので、元々のTRIAD社の出資予定は2億円程度だった計算になります。
これに対して1次募集時の応募金額7億4,787万円を元に再計算するとTRIAD社の出資金額は9億5,213円、劣後出資割合は約56%となりそうです。
このまま行けばファンド単体で見るとかなり安全性が高く見えますが、TRIAD社の負担がそれなりに重くなりそうですね。
起死回生の一手「特別優先権」について
さてこの状況に対してCOZUCHI/TRIAD社は「特別優先権」の付与により打開を図ってきました。
この「特別優先権」は投資家が希望する抽選方式のファンドに、他の投資家よりも優先的に申し込める権利とのことです。
また今回、この特別優先権は1次募集者全員に無条件で配布、そして2次募集では50万円以上の出資で配布されることになりました。
COZUCHIでは募集金額が少なく倍率が10倍を超えるファンドもありますので、その際に行使すれば美味しい特典になりそうですね。
とは言え投資判断は投資の内容でするべき
ここまで「特別優先権」のことをご紹介しておいて何ですが、とは言え投資判断はやはり投資の内容でするべきだと考えています。
僕は虎ノ門ファンドの1次募集で20万円の投資申込を行っています。
それは「特別優先権」が欲しかったからではなく、実際に現地を訪れて都心部の再開発の一部に関われるのが面白いと思ったからです。
もちろん投資により利益を得られることが一番ですが、「投資をしている」ことそのものを楽しめるのもCOZUCHIの魅力だと考えています。
投資に絶対はなく、僕から投資を推奨することは出来ませんが、そういった見方でも虎ノ門ファンドを改めてチェックしてみては如何でしょうか。