不動産投資型クラウドファンディングサービスのCREAL(クリアル)で新ファンド「(仮称)にじいろ保育園関町北」の募集予告が行われています。
詳細情報の公開時期は2月上旬予定ですが、現段階で判明している情報からファンド内容を簡単に分析し、ご紹介したいと思います。
CREALで昨年募集された保育園ファンド
CREAL(クリアル)で保育園ファンドと言えば思い出されるのが昨年2月に募集された認可保育所「さくらさくみらい駒込」のファンドです。
このファンドには管理人も30万円を投資しており、危なげ無く運用された結果、現在は早期償還の予定となっています。
また運用月次レポート「さくらさくみらい駒込通信」では保育所内の様子にも触れられており、ほのぼのとした気持ちになれる不思議なファンドでした。
両ファンドの簡単な比較
「(仮称)にじいろ保育園関町北」について現段階で判明している情報を「さくらさくみらい駒込」ファンドと比較してみます。
にじいろ | さくらさく | |
---|---|---|
募集金額 | 3億8,300万円 | 4億5,000万円 |
利回り | 4.00% | 4.00% |
運用期間 | 16ヶ月 | 12ヶ月 |
若干今回のファンドの方が運用期間が長い点は気になるものの、割と似通った条件のように思えます。
にじいろ保育園について
にじいろ保育園自体についても調査してみました。
にじいろ保育園は1989年に設立された学習塾の会社(現「ライクアカデミー株式会社」)が母体となっており、現在は東証一部上場のライク株式会社の子会社となっています。
また2019年度までに東京都、神奈川県、千葉県で合計100園以上もの園が開設されており、2020年度にはさらに23園が開設予定です。
「(仮称)にじいろ保育園関町北」はこのうち、東京都練馬区に開設予定の1園ということになります。
またライクアカデミーは保育園以外に学童クラブ・児童館の運営や法人向け保育サービスなど手広く事業を行っているようです。
管理人の投資判断
現時点では詳細情報が未公開のため未確定ですが、「さくらさくみらい駒込」が特に問題無かったため投資意欲は高めです。
あとは今度公開される詳細情報で劣後出資割合(投資家にのみ公開の情報)が同程度であれば文句無く投資しようと考えています。
用語 優先/劣後出資方式
なおCREAL(クリアル)では、劣後出資割合はファンド情報の「リターン」タブ内に掲載された「劣後出資÷合計(調達資金)×100」で計算され、他社を含めて10~30%の範囲で高低を判断しています。
さいごに
CREAL(クリアル)で前回募集されたホステルファンド「Q Stay and lounge上野」は、4億6,500万円を5日程度で完売しました。
このため、今回の「(仮称)にじいろ保育園関町北」はそれ以上の短い日数で完売する可能性が非常に高いと思われます。
もし今回の記事でご興味を持って頂けましたら、お早めの口座開設をお勧めします。